新型「V40」発売、ボルボの象徴“トールハンマー型”のLEDヘッドライトを採用

ボルボ 新型V40

ボルボ・カー・ジャパンは、これまで以上にモダンで洗練された内外装デザインを採用し、世界初の安全技術として導入された歩行者エアバッグを標準装備化したプレミアム・ショートワゴン、新型「V40」、「V40 Cross Country」を7月5日より発売する。

2013年に導入を開始した新型V40シリーズは、ボルボ社の哲学とテクノロジーを凝縮したプレミアム・ショートワゴンであり、そのデザイン、走行性能、先進の安全技術において、世界各国で高い評価を得てきた。日本では、2016年6月末までに累計で26,974台を販売し、日本におけるボルボの最量販車種となり、ブランドを代表するモデルのひとつとなった。

【主な特長】

今回発売する新型V40シリーズは、エクステリアではフロントフェイスを一新。新型「XC90」を想起させる新デザインのグリルや北欧神話由来の「トールハンマー」を模したT字型のLEDヘッドライトを全グレードに標準装備。よりモダンで洗練された印象を与えている。ボディカラーには、新色のアマゾンブルーやデニムブルーを含む5色を追加した。

インテリアは、2014年のジュネーブショーにてコンセプトカー・オブ・ザ・ショーを受賞したコンセプト・エステートからエッセンスを受け継いだ「シティ・ウィーブ」という、モダンでカジュアルなテキスタイルシートを新たに採用。インテリアパネルも3種類のデザインの異なるアルミパネルを新たに採用している。

新型V40、V40 Cross Countryでは、新型XC90から導入された新しいグレード体系が採用され、ラインナップを刷新。V40が5グレードから7がグレードに、V40 Cross Countryで4グレードから6グレードとなり、その結果、ユーザーのニーズにこれまで以上に幅広く、きめ細かく応えることが可能となった。

また、ボルボのコアバリューである安全性においては、2014年に歩行者やサイクリストまで検知可能な自動ブレーキを含む10アイテムを超える先進安全機能を全車に標準化しており、このセグメントにおいては他に類を見ない最高レベルのセーフティ・テクノロジーを採用してきた。そして今回、新たに歩行者エアバッグを全車に標準装備化したことで、より高い安全性を実現した。

▼各詳細

新世代ボルボデザインを取り入れたエクステリア

新型V40のエクステリアの一番の特徴は、北欧神話に登場するトール神(雷神)がもつハンマーをモチーフにしたT字型のポジションライトが印象的なLEDヘッドライト。新型XC90より導入を開始した、新世代ボルボの新たなデザインアイコンを導入し、新鮮な印象を高めている。

新デザインを採用し、リニューアルしたアイアンマークを中央に配したエレガントなフロントグリルも、最新のボルボのアイデンティティを継承している。ボディーカラーは、アマゾンブルー、ルミナスサンドメタリック、マッセルブルーメタリック、デニムブルーメタリック、バースティングブルーメタリック(R-DESIGN専用)の5色を新採用。

また、インテリアでは、コンセプトカー・オブ・ザ・ショーを受賞したコンセプト・エステートからエッセンスを受け継いだ「シティ・ウィーブ」テキスタイルシートをはじめ、本革シートもアンバーをはじめとする新色を採用した。インテリアパネルは、ミルドアルミニウム・パネル、ブラックグリッドアルミニウム・パネル、R-DESIGN専用アルミニウムパネルの3種類の新デザインのアルミパネルを新たに採用し、クリーンでモダンなスカンジナビアンデザインを表現している。

歩行者エアバッグを標準装備

V40シリーズは、2014年に歩行者やサイクリストまで検知可能な自動ブレーキを含む10の先進安全機能を全車に標準化を実施。さらに今回「歩行者エアバッグ」を全グレードに標準装備した。

ボルボが世界に先駆けて実用化した画期的なエアバッグシステムである歩行者エアバッグは、車両が歩行者との衝突を感知すると、エアバッグが緩衝材としてアルミニウム製のボンネットを持ち上げ、フロントウインドウに向けてエアバッグが展開。歩行者がフロントガラスの下部やAピラーの付け根といった硬い部分と接触して負傷しないよう保護する。

自動車取得税、重量税及び自動車税が減税

優れた環境性能と走行性能を両立する新世代パワーユニットであるDrive-Eパワートレーンを採用したV40シリーズは、高効率直噴ターボシステムやエンジンスタート/ストップ機能、先進のオートマチックトランスミッション等の採用により、T3及びT5*パワートレーン搭載車では「平成27年度燃費基準+10%」により自動車取得税及び重量税が減税となり、またD4パワートレーン搭載車が「平成32年度燃費基準+10%」を達成し、自動車取得税、重量税に加え、翌年の自動車税も減税となる。

*V40 Cross Country T5 AWDを除く

世界累計で388,522台、日本で26,974台を販売

ヨーロッパで2012年、日本には2013年に導入を開始した新型V40シリーズは、ボルボの哲学とテクノロジーを凝縮したプレミアム・ショートワゴンであり、そのデザイン、高効率な走行性能、先進の安全技術において、世界各国で多くの賞に輝くなど、高い評価を得てきた。

V40及びV40Cross Countryのこれまでの世界累計販売台数は388,522台、日本では26,974台を達成し、欧州においても日本においても、ボルボの成功作として、ブランドを代表するモデルのひとつとなっている。

新型V40ラインナップ車両価格

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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