ホンダが「CR-Z」で雲へ向かうレースにチャレンジ! ~若手技術向上を狙う~

EVの「Electric SH-AWD」搭載「CR-Z」で参加

ホンダ「CR-Z」Electric SH-AWD

ホンダが『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(以下、パイクスピーク)』に「CR-Z」で参加することが明らかとなった。

パイクスピークは米国コロラド州で開催される自動車と二輪車のレースで、別名「雲へ向かうレース(The Race to the Clouds)」として知られている。スタート地点は標高2,862mで頂上の4,302m地点まで一気に駆け上がり、タイムを競う。気温や天候の変化が激しい過酷なレースとなっている。

ホンダ「CR-Z」Electric SH-AWD

今回の参加は、本田技術研究所 四輪R&Dセンターが進めている“理想の操縦安定性”と車を操る“FUN”の追求という研究開発テーマの確認の一環として参加するもの。研究施設のテストコースより過酷な条件下でデータを収集し技術の到達度を確認するとともに、若手技術者のチャレンジの場として今回のレースに参加するとしている。

今回パイクスピーク仕様のCR-Zに搭載される「Electric SH-AWD」は、4つのモーターを四輪それぞれに駆動力を自在に制御する。プラスのトルク(駆動力)のみならず、マイナスのトルク(減速力)をそれぞれ四輪で制御し、前後駆動輪で左右の駆動力の制御を行う。コーナーでは車両自ら内向きのヨーモーメントを発生させることが可能となり、従来のSH-AWD以上のかつてないオン・ザ・レール感覚を実現している。

コーナリング時などはドライバーが導く方向に導く感覚や、直進時などは走行安定を保つ制御システムである「Precision All-Wheel Steer」は、後輪のトー(toe)角度を左右独立で制御できる電動アクチュエーターも装備している。

これらにより、ホンダが培ってきた先進技術を過酷なレースであるパイクスピークでチャレンジすることで、更なる技術向上を狙うもの。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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