BMW、「X6」の革新的コンセプトを受け継いだ「新型 X4」を発表

BMW 新型 X4/走行イメージ

BMWは、革新的なスポーツアクティビティクーペモデル「新型 BMW X4」を、8月21日より受注開始すると発表した。納車は2014年10月からを予定している。価格は6,740,000円(消費税込)~。

◎関連記事:BMW X4 海外試乗レポート/河口まなぶ

また、BMWのハイパフォーマンスモデル「M Sport」をモデルラインアップに設定した。

「新型 BMW X4」は、2008年の登場以来新たな市場を開拓し、世界で累計25万台以上が販売された「BMW X6」の革新的なコンセプトを引き継ぎ、BMW Xモデルならではパワフルな特徴と、クーペのスポーティでエレガントなデザインを高次元で融合したプレミアムミドルクラス初のスポーツアクティビティクーペモデルである。

走りの面では、4輪駆動の長所である走行安定性と悪路走破性に加え、オンロードにおける卓越した運動性能を実現しているインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を始め、高効率かつ途切れのない素早いシフトチェンジが可能な「8速スポーツオートマチックトランスミッション」や、走行状況に応じてステアリング操作に対する前輪の切れ角を最適化させることで俊敏な操縦性を提供する「バリアブルスポーツステアリング」などの採用により、極めてスポーティな走りを実現している。

装備面では、万が一の事故発生時に、車両の通信機能を介して救急や消防といった機関の早急な手配が可能となる「BMW SOSコール」や、歩行者検知機能付き「衝突回避被害軽減ブレーキ」、車両前方と左右の交通状況をパノラマビューで映し出す「サイドビューカメラ」、ボタン操作一つでテールゲートの開閉が可能な「オートマチックテールゲートオペレーション」など、利便性と安全性に優れた数々の機能を標準装備する。

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パワフルなフロントデザインと、クーペを彷彿とさせるルーフラインによる、エレガントかつエモーショナルなエクステリアデザイン

BMW 新型 X4/エクステリア
BMW 新型 X4/エクステリアBMW 新型 X4/エクステリア

・フロントは、幅広のキドニーグリルに回り込むヘッドライトのデザインと、左右に大きく広がる大型エアインテーク、力強いボディデザインが、パワフルな存在感を主張。

・また、ダイナミックかつ精悍なフロントビューを一層際立たせると共に、夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供し、走行安全性と快適性を高める「アダプティブLEDヘッドライト」を、X4 xDrive35iおよびX4 xDrive35i M Sportに標準装備。

・サイドでは、ドライバーの着座位置の上部で最高点に達し、緩やかにテールゲート後端に向けて下降するクーペを彷彿とさせるエレガントなルーフラインが、BMWならではのダイナミックで伸びやかなプロポーションと、躍動的なボディラインと相まって、圧倒的な存在感が目を引くサイドビューを実現。さらに、同クラスの「X3」に比べ全高が50mm低められ、見た目からもX4のスポーティなキャラクターを強調している。

・さらに、新型X4の外観上のユニークさは、2本のショルダーラインによって構成される新しいボディデザインよってより一層強調されている。1本目のラインは、フロントホイールハウスからリアドアハンドルに向かって緩やかに上昇し、新型X4の卓越したドライビングダイナミクスを表現。2本目のショルダーラインはリアフェンダーをなぞるように走り、そのパワフルなフォルムを強調。さらに、この2本のラインが、力強さあふれるCピラーの造形と相まって、静止した状態でも新型X4の卓越したパフォーマンスを際立たせている。

・リアデザインにおいては、LEDライトバーが配置された幅広のL字型リアコンビネーションライトと、リアエプロンとテールゲートに走る水平方向のボディラインが、ワイドなスタンスと見た目の安定感を強調。

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BMW 新型 X4/エクステリアBMW 新型 X4/エクステリアBMW 新型 X4/エクステリアBMW 新型 X4/エクステリアBMW 新型 X4/エクステリア

上質かつ機能性と実用性に優れたインテリア空間

BMW 新型 X4/インテリア・インパネ
BMW 新型 X4/インテリア・ステアリング周りBMW 新型 X4/インテリア

・ハイグロスブラック仕上げのセンターパネルやクロームインサートが随所に配された上質なインテリア。

・後席においては、2つのシングルシートを模したスポーティなデザインながらも、シートベルトおよびシートクッションが後席中央にも装備され、後席には最大3名の乗車が可能。

・リアシートのバックレストは、40:20:40の3分割に倒すことが可能で、多様なニーズに合わせてラゲージルームに最大1,400Lのスペースを作ることが可能(通常時500L)。

・リモートコントロールキーの操作やテールゲート先端のボタンにより、テールゲートの自動開閉が可能な「オートマチックテールゲートオペレーション」が標準装備。さらに、スマートオープン/クローズ機能により、荷物で両手がふさがった状態でも足元の操作によりテールゲートの開閉が可能。

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BMW 新型 X4/インテリア・インパネBMW 新型 X4/インテリア・フロントシートBMW 新型 X4/インテリア・リアシートBMW 新型 X4/インテリアBMW 新型 X4/インテリア
BMW 新型 X4/インテリアBMW 新型 X4/インテリアBMW 新型 X4/インテリアBMW 新型 X4/インテリアBMW 新型 X4/インテリア

いかなる路面状況においても発揮される卓越したドライビング・ダイナミクス

pBMW 新型 X4/走行イメージ

・いかなる路面状況においても卓越した運動性能を発揮するインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」により、BMWならではの俊敏性と4輪駆動の長所である走行安定性を高次元で融合。ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などの車両データから、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると、システムが電子制御式多板クラッチを装備したトランスファー・ギアボックスを介して瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分し、優れたロード・ホールディングを実現。

・極めて素早いギヤ・シフトを提供する「8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション」を採用。また、それぞれのギヤのレシオが近いため、エンジンの効率が良い回転数をより長く維持して走行することが可能で、燃料消費量の低減にも貢献。さらに、ステアリング・ホイールに装備されたシフト・パドルにより、マニュアル操作でのシフト・チェンジも可能。

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BMW EfficientDynamicの設計思想による優れた環境性能と高い動力性能の両立

BMW 新型 X4/走行イメージ
BMW 新型 X4/エンジンBMW 新型 X4/エンジン

・全モデルに、ツインスクロールターボチャージャー、高精度ダイレクトインジェクションシステム、ダブルVANOS、そしてバルブトロニックを組み合わせたBMWツインパワーターボエンジンを搭載し、優れた環境性能と動力性能の両立を実現。

・無駄な燃料消費を抑制するエンジンオートスタート/ストップ機能、燃費の良い走りをサポートするECO PROモードなど、「よりクリーンに、よりパワーを。BMW EfficientDynamics」の設計思想に基づいた数々のテクノロジーを採用。

・ドライビングパフォーマンスコントロールのECO PROモードに「コースティング機能」を採用。高速走行中にアクセルを離すと、トランスミッションとエンジンを自動的に切り離し、惰性走行を行うことより、燃費のさらなる向上に貢献。

BMW X4 xDrive28i

・最高出力180kW(245ps)/5,000rpmおよび最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,250-4,800rpmを発生し、スポーティなパワーフィールを驚くほどの低燃費と低排出ガスで実現した2.0リッター直列4気筒BMWツインパワーターボエンジンを搭載。

・燃料消費率(JC08モード)13.7km/Lの低燃費を実現し、「平成27年度燃費基準+20%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税対象モデルなり、自動車取得税および重量税が免税される。

BMW X4 xDrive35i

・最高出力225kW(306ps)/5,800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,200-5,000rpmを発揮し、驚異的なパワーと優れた環境性能を両立する3.0リッター直列6気筒BMWツインパワーターボエンジンを搭載。

・燃料消費率(JC08モード)12.1km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税対象モデルなり、自動車取得税が80%、および、重量税が75%減税される。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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