スズキ スペーシア『広々空間』【ピックアップ！カーソムリエレポート】

【カーソムリエレポートって何？】

カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。

本日はスズキ スペーシアのレポートをピックアップしてお届けいたします！

▼『広々空間』（カーソムリエ LEGACistさん）

▼『無駄な空間と思いきや…』（カーソムリエ アウピー乗りさん）

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スズキ スペーシア

「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」がコンセプトの軽自動車。ロングホイールベースの新プラットフォームを採用し、室内長はクラストップの2215mmを実現。エンジンは低燃費、太い低速トルク、高い静粛性などが特徴の新世代エンジンR06A型660ccのNAとターボで、組み合わされるトランスミッションは副変速機構付CVT。「スズキグリーン テクノロジー」が全面採用され、NAのFFモデルはJC08モード燃費は29.0km/Lを実現する。

『広々空間』（カーソムリエ LEGACistさん）

総合評価：3.9／5.0

外観デザイン：4.2／5.0

インテリア：4.0／5.0

走りやすさ：3.3／5.0

-オススメポイント-

なんといっても広い空間だろう。最近のスライドドアの軽自動車には驚かされる。小さな子どものお母さんのみならず、家族でも十分使える広さだと思う。フロントガラスからAピラーの視野は申し分ない。フロントガラスの角度が大きいため、運転席から見えにくい場所は少しだけ前向きに体を寄せて見れば十分な視認性がある。言うまでもないが、積載スペースも申し分ない。小さな子どもの乗り降りやチャイルドシートに乗せる作業性などゆとりがあり文句ない。走りの面や足回りはごく普通だろう。求めるジャンルではないと思う。安全運転すれば申し分ない性能は持っている。この手のクルマはやはり使い勝手なので、あれこれ触ってみるのが一番だろう。シートアレンジや座った際の膝の余裕など確かめて欲しい。私はゆとりがあり広く感じた。

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？-

違った。

理由：天井高があり広く感じた。

-不満点-

強いて言うなら走りの面だが、特段気にしない。

-運転後の感想-

視認性があるため安全運転できる。楽で疲れが少ない。

『無駄な空間と思いきや…』（カーソムリエ アウピー乗りさん）

総合評価：4.5／5.0

外観デザイン：4.6／5.0

インテリア：4.5／5.0

走りやすさ：3.7／5.0

-オススメポイント-

試乗したのはX 4WDです。この手のハイトワゴンは頭上に無駄な空間が広がっているようでいい印象がなかったのですが、着座すると意外にもバランスが良く、無駄に感じません。リアシートに座っても、座り心地が良いシートと相まって居住感は良好です。ベージュ内装でもチープ感が無いのもいいと思います。最近のスズキのNAらしく市街地では余裕綽々な走りです。パワステも自然で癖がありません。乗り心地は以外にも少々固め、突き上げも少しありますが、安定性は高く、意外にも山岳路でグラッとくることもなく、スムーズに走ります。副変速機付きCVTは素晴らしく、出足のよさと巡航時の回転を下げることに効果てきめんです。ボディーが競合他車より軽いのも、軽快な乗り味に貢献しています。

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？-

同じ。

-不満点-

カーテンエアバックの設定がない

-運転後の感想-

長距離・高速走行が少ない方はNAで十分でしょう

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