ホンダ CR-Z 実燃費レビュー【高速道路編】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
後方視界はもう一工夫欲しいところ
一般道でも気になっていたが、リアウィンドウも改良が必要だと感じた。
CR-Zのリアウィンドウは、かつてのホンダの人気クーペ「CR-X」のデザインをセルフサンプリングしていて、大きなテールゲートのガラスが分割されて、垂直部分もガラスになっている。
造形的なアクセントになっていて、内側から透けて見えるので後方視界の確保にもつながっている。
だが、ガラスの傾斜角度や曲率などが異なっているので、見え方の違いが大きいのだ。分割しているボディ部分も細くはない。もう少し、よく見えるといいのだが・・・。
ブランドのデザイン・アイデンティティを明確にし、継承するというのは大変素晴らしいことだ。欧米のクルマでは大切にされていることだが、日本車ではほとんど行われてこなかった。
CR-Zの試みは、ぜひとも応援したいので、実用面と素材面でのひと工夫を次回のマイナーチェンジ時に、ぜひとも付け加えて欲しい。
首都高速を新宿で降りて、副都心に到着した。勝沼からの高速道路部分の燃費が、19.2km/L。スタートからの総合平均燃費は、17.4km/Lだった。
【一般道編】走行ルート:池袋~川越街道~寄居~秩父/実燃費:17.1km/L
【ワインディング編】走行ルート:秩父 波久礼駅~長瀞~秩父市~塩山/実燃費:16.0km/L
【高速道路編】走行ルート:塩山~国道20号~中央道~新宿IC/実燃費:19.2km/L
ホンダ CR-Z 実燃費レビュー 総合燃費:17.4km/L
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