ホンダ 新型ステップワゴン 燃費レポート vol.3/市街地編・総評(2/2)
- 筆者: 永田 恵一
ホンダ 新型ステップワゴン 燃費レポート/総評
ホンダ 新型ステップワゴンスパーダ クールスピリット 総合実燃費/12.7km/L
トヨタ 新型ノア Si(ガソリンモデル)総合実燃費/13.8km/L
新型ステップワゴンに、完成度の非常に高いダウンサイジングターボを搭載したことには大きな賞賛を送りたい。
燃費に関しては、主に車重という要因でノアの2リッターガソリン車に劣る結果だったことは少々残念であった(燃費が同等のNA車を超えられないのであれば、ターボ化のコスト高によるデメリットの方が大きいと感じる部分もあるが・・・)。
だが、ステップワゴンそのものに関してはワクワクゲート、ホンダセンシングの搭載といった部分でも魅力的な商品性を持ち合わせていることも確認でき、このクラスのミニバンを購入する際には「必ず検討すべき存在である」と断言したい。
また、ホンダの次のダウンサイジングターボは次期フリードに搭載されると言われている3気筒の1リッターターボが有力視されているが、燃費についても大いに期待したいところだ。
今回燃費テストに使用した車両は、「 HONDA STEPWGN SPADA・Cool Spirit [FF] 」
駆動方式:FF/全長×全幅×全高:4,735×1,695×1,840mm/ホイールベース:2,890mm/最低地上高:155mm/トランスミッション:無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)/エンジン種類:水冷直列4気筒横置/排気量:1,496cc/最高出力:110kW[150PS]/5,500rpm/最大トルク:203N・m[20.7kgf・m]/1,600rpm—5,000rpm/燃費:15.4km/L/最小回転半径:5.7m/タイヤサイズ(前後):205/55R17 91V/価格:2,887,000円(税込)
この記事にコメントする