メルセデス・ベンツ 新型Bクラス 試乗レポート/西川淳(3/4)
- 筆者: 西川 淳
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
新開発1.6リッターエンジンに自社開発の7G-DCTを新たに搭載
直4ガソリンエンジンも、最新世代の直噴タイプ/ブルーダイレクトとなった。
B180、B200ともに排気量を1.6リッターとし、その差はパワー&トルクスペックの違いのみ。エンジンを新開発したのみならず、そこにはメルセデスが三年の歳月をかけて自社開発した、湿式7速デュアルクラッチミッションを組み合わせた。
極めてコンパクトなこの7G-DCTには、もちろんアイドルストップ機能が備わっている。
従来のCVTからこのDCTへの変更で、約8%の燃費向上をみた、というのがメルセデス開発陣の主張だ。
そのほか、モーターをステアリングギアに直接組み付ける方式のデュアルピニオン式電動パワーステアリングの採用や、CクラスおよびEクラスのスタンダードグレードを大きく上回る質感を手に入れたスポーティなインテリア、クラストップの空力特性を誇るスタイリング、クラス最大級の室内スペースと積載能力、などなど、語るべきポイントは、全面刷新モデルゆえ、非常に多い。
立体駐車場をクリアすべく、日本市場へ導入されるのは20ミリローダウンされたスポーツサスペンション仕様のみとなる予定だ。
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