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特別企画 2015/4/27 17:33

マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(3/5)

マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎

走行安定性

マツダ 新型(ND)ロードスター

新型の走行安定性と車両の挙動変化は、最廉価の「S」で明確に表現された。後輪の接地性を相応に確保して不満のない安定性を発揮させながら、カーブを曲がる時は、車両が前側を下げつつ内側へ適度に回り込む。状況によっては後輪の安定性が若干下がり、緩やかに曲がりやすくすることで、操る楽しさを演出している。このあたりの挙動は、旧型を含めて従来モデルを洗練させた印象だ。

上級グレードには、ボディ剛性を高めるトンネルブレースバーを装着した。「Sスペシャルパッケージ」の6速MT仕様であれば、ボディの傾き方を制御するスタビライザーをリア側にも採用。トルクセンシング式スーパーLSD(リミテッドスリップデフ)も加わり、デファレンシャルギアの差動制限を行う。

先代(NC)ロードスター

なのでSスペシャルパッケージの6速MT仕様は旋回性能が高まるが、リアスタビライザーは細く、後輪がガッチリと踏ん張る性格ではない。操舵に対する車両挙動の正確性を少し高め、LSDが働いた時のコントロール性を良くした程度になる。旋回性能の向上というより味付けの違いと考えたい。

全般的には、車両の挙動に少し緩さを設け、後輪の動きを操りながらボディを内側に向ける楽しさがある。この持ち味も従来型の特徴だが、ボディ剛性は大幅に高まり、余分な動きが抑えられて運転しやすくなった。新型は相応に進化している。

進化度数:7点/10点(大幅に進化した)

乗り心地

マツダ 新型(ND)ロードスター先代(NC)ロードスター

乗り心地は、街中では少し硬めに感じる。ホイールベースが軽自動車よりも短い2310mmだから、前後方向の揺れも小さくない。

しかしバタバタした粗さはなく、ボディ剛性が高まったこともあり、適度な引き締まり感を伴う。硬めではあるが、ロードスターを購入するクルマ好きにとっては、むしろちょうど良い乗り心地だろう。

旧型と比べても粗さが解消され、ボディの造り込みもしっかりしているから快適になった。走行安定性と同様、乗り心地も進化している。

進化度数:5点/10点(順当に進化した)

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