マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(5/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
旧型と比べて分かった新型の評価
初代ロードスターは1.6リッターで登場して、フルモデルチェンジの度に1.8リッター、2リッターと排気量を拡大した。新型を1.5リッターに減らしたのは異例の措置だ。車両のコンセプトや機能を大幅に変えた場合を除くと、フルモデルチェンジで排気量を小さくするケースは珍しい。
「原点回帰」といえば聞こえは良いが、これはメーカーの言い分だ。消費者側から見れば、「旧型は排気量が大きくなりすぎた。だから新型では小さく抑えた」と受け取られ、排気量については旧型の否定になる。
だから排気量については賛否両論だろう。「新型は動力性能が減ったから旧型に比べて物足りない」という見方も当然に成り立つ。
マツダ ロードスター進化度数 総合結果
ボディスタイル&サイズ:2点
内装のデザイン&居住性:4点
動力性能 :1点
走行安定性 :7点
乗り心地 :5点
快適&安全装備 :8点
燃費性能 :9点
グレード構成&価格設定:1点
総合的な進化度数 :4点
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