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自動車評論家コラム 2015/9/2 17:25

マツダが魂動デザインでクロスオーバー3列クーペスタイルにチャレンジ

マツダが魂動デザインでクロスオーバー3列クーペスタイルにチャレンジ

元気なマツダが新たなチャレンジ

マツダ越KOERU コンセプト

9月15日から始まるフランクフルトショー(独)で、マツダは『越KOERU』というコンセプトカーをワールドプレミアさせる。

このクルマ、CX-5から始まった今のラインナップから離れ、全く新しいジャンルになるようだ。果たしてマツダのチャレンジは成功するだろうか?

マツダ CX-3

CX-5以降に発売されたマツダ車を見ると、多くの自動車メーカーにとっての基幹車種カテゴリー。アテンザもアクセラもデミオも「定番モデル」と言ってよかろう。CX-3だって「最近世界的に主要が出てきたBセグメントのSUV」である。

良いクルマを作って販売すれば、すでにユーザー層が居ます。

BMW X6

しかし「越KOERU」のコンセプトはマツダのラインナップに無く、既存の車種とも違う。大雑把に言えばCX-7の後継モデルになるのだけれど、3列シートでクーペのようなシルエットを持つクロスカントリーなのだという。

イメージとしてはスバルのクロスオーバー7と、BMWのX6を足して2で割った感じ?

クーペ?SUV?ミニバン? 「越KOERU」はどこを狙う?

興味深い点が二つある。一つは新しいジャンルであるということ。確かにX6を見ると高い評価を受けており、BMWも成功作だとしてます。

ただ絶対的な販売台数は多いと言えない。X6のような高額車であれば利益も出せるだろうけれど、マツダ車の価格帯だといかに?

CX-5に搭載するディーゼルエンジンマツダCX-5

もう一つはエンジン。事前情報によるとCX-5と同じ2.2リッター4気筒ディーゼルらしい。それ以上のスペックを持つマツダのエンジンなど存在しないため、当然のことだろう。

けれど車重1700kgを超えてしまえば、パワー不足が心配される。デミオと同じ1.5ディーゼルを積むCX-3もパワー不足を指摘する声が多い。100歩譲ってベーシックカーのCX-3なら燃費を優先したってユーザーは納得すると思う。されどX6と同じジャンルということになれば、燃費よりパワー。

もちろん今の2.2リッターをパワーアップしてくるというチョイスもある。今や2リッターディーゼルで200馬力オーバーも珍しくない。

最近、元気なマツダのことだから、この二つのハードルを超える方策を考えていることだろう。

ちなみに、日本で人気のスライドドアだと魂動デザインのカッコ良さが出ないということから、通常のドアになるそうな。日本ではミニバンのプレマシーかMPVの後継車種として販売されることになるのではないか。

[Text:国沢光宏]

筆者: 国沢 光宏

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