マツダ「ロードスターRF」日本初披露に2千人超のロードスターファンも大興奮!「なぜファストバック?」開発者に質問が飛び交う(3/4)
- 筆者: マリオ 高野
ロードスターRFは何故「タルガトップ」ではなく「ファストバック」にしたの?
中山氏:
タルガトップは、おそらくポルシェさんが最初に提案したものですね。
タルガも含めて手段としては他にも色々と検討しましたが「リトラクタブルの格納式ルーフを持った、綺麗なルーフラインのクルマを作りたい!」との思いから、クローズドの状態でも美しいスタイリングが得られるファストバックを採用しました。
ファストバックをルーフに残した意図は?
中山氏:
オープンカーはクローズで乗ってる時間が長いので、『クローズでも美しいデザインを追求した』結果です。ファストバックだとルーフ部分を全て収納するのが難しいのですが、例えばホイールベースを伸ばしたりトランク容量を犠牲にするようなことはしたくなかった。そこで、「ルーフを全部入れなくても良い」という逆転の発想で採用したのがファストバックです。
ルーフを全部入れなくてもいい、全部入れなかったら何ができるのか。まずはデータを先に作って、アニメーションで動きを見せて、開発者みんなの気持ちを盛り上げました。
NA型のように後ろのウィンドウだけ下げることは可能?
山本氏:
その点は我々も認識しています。今はまだできませんが、そのうちできるようになれば良いと考えています。
今後のカラーバリエーション展開は?
山本氏:
ご存知の通り、歴代ロードスターは過去にも様々な色を追加してきたので、色はこのクルマの楽しみのひとつ。ご期待ください。
マツダは、ファンの皆様からの提案が実際の商品に活きるメーカーなので、ぜひ民意を盛り上げて欲しいと思います!(笑)
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