ブリヂストン、レグノ“初”の軽自動車専用タイヤ「GR-Leggera(レジェーラ)」発売
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30年以上の歴史を持つプレミアムタイヤ「REGNO」に軽自動車専用タイヤが登場!
ブリヂストンは、同社のプレミアムタイヤブランド「レグノ(REGNO)」において初となる“軽自動車専用”タイヤを発売すると発表した。
発売日は2016年2月15日で、タイヤサイズおよびメーカー希望小売価格は
165/55R15 75V [17,820円]
165/55R14 72V [16,308円]
155/65R14 75H [13,500円]
の3サイズ。(※いづれも税込)
同社によると、新車の軽自動車販売比率は2014年で41.0%と年々増加しており今後もさらなる拡大が見込まれること、そして市場が拡大しているだけでなく、軽自動車自体の高機能化が進んでいることから「軽自動車タイヤにも高い性能が求められている」と分析。
そこで、同社での高機能タイヤである「レグノ」の価値を軽自動車のお客様にも伝えたい、という思いから2012年頃から開発を進め、この度の発売に至ったという。
GR-Leggeraの開発にあたり、ブリヂストンでは軽自動車において特に気になるノイズを調査したところ、100~400Hzで高い音圧による中・低周波ノイズが発生していることが判明。そのノイズの正体は、路面凹凸によるベルトの振動で発生する音やパターン構成要素によるピッチノイズ。
それらのノイズを徹底的に抑制させることで、軽・コンパクトカー専用タイヤである同社の「エコピア EX20C」と比べておよそ30%もの騒音エネルギーを低減させることに成功し、軽自動車においても上質な静粛性を実現しているという。
そして、GR-Leggeraのもう一つの大きな特長が「運動性能の向上」。パターンとサイド剛性を軽自動車向けに最適化設計することで快適性と操縦安定性を両立。これも「エコピア EX20C」との比較でレーンチェンジ時にハンドル操作に対して車体の向きがすばやく変わる、さらに車体のふらつきがすくないなど、ドライバーがハンドリングし易く快適性もふらつきの抑制で向上させている。
そのほか、ウェット性能や耐摩耗性能など「グレートバランス」と呼ばれるレグノの性能評価においてGR-Leggeraはエコピア EX20Cの性能をすべて上回っている。
ブリヂストンでは2015年1月に投入した「GR-XI」「GRVII」という2種類のレグノ新製品の販売が好調で、昨年比でおよそ1.5倍、一昨年比で2倍もの販売実績を記録しており、GR-Leggeraについてもさらなる販売増への期待がかかる。
本当の走りを、すべてのクルマへ。2016年、REGNOの新たな挑戦が始まる。
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