老舗ブランドの新世代・都会派SUV/ランドローバー ディスカバリースポーツ[2016年モデル] 試乗レポート(3/5)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正・ジャガーランドローバージャパン
2.0ターボに先進の多段式「9速」ATを組み合わせる
ディスカバリースポーツには、直列4気筒2リッターのターボエンジンが搭載される。最高出力は240馬力(5500回転)、最大トルクは34.7kg-m(1750回転)を発揮する。この性能はイヴォークと同じだ。
ATは9速に多段化されてギヤ比の割り方が細かい。そのためにアクセル開度を大きく保てば高回転域が維持され、機敏な加速を続けられる。
車両重量は標準仕様になるSEが1920kg、試乗した5+2シートパックなどを備えたHSEラグジュアリーは2010kgと重いが、動力性能はノーマルエンジンに当てはめれば3.5リッター並みだ。ATも9速だから力不足は感じない。高回転域の吹き上がりが機敏だとか、特徴のあるエンジンではないが、実用回転域の駆動力を重視したから扱いやすい。
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