老舗ブランドの新世代・都会派SUV/ランドローバー ディスカバリースポーツ[2016年モデル] 試乗レポート(5/5)

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:茂呂幸正・ジャガーランドローバージャパン
老舗ブランドの新世代・都会派SUV/ランドローバー ディスカバリースポーツ[2016年モデル] 試乗レポート
ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

ステレオカメラを用いた先進安全装備にも注目

ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎

ディスカバリースポーツでは安全装備にも注目したい。

スバルの「アイサイト」などと同様、センサーとして2個のカメラを装着した。危険が生じると警報を発して、回避操作が行われない時は緊急自動ブレーキも作動させる。車線逸脱時の警報も行われ、ドライバーの死角に入る斜め後方の並走車両も教えてくれる。

さらに歩行者被害保護システムとして、歩行者用のエアバッグを全車に標準装着した。接触時にはエアバッグがボンネットの後端部分から展開して、歩行者の頭部がボンネットやフロントウインドー、フロントピラー(柱)などに直接衝突するのを抑える。

「レクサス RX」の好敵手としても気になる存在

ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎

ディスカバリースポーツが搭載するエンジンは、前述の2リッターターボのみ。

グレード構成は「SE」(500万円)、「HSE」(590万円)、「HSEラグジュアリー」(700万円)をそろえる。

大半の装備をオプション装着できるので、シート生地がクロスならSE、本革を希望するならSEを選び、必要な装備をセットオプションで加えると良い。緊急自動ブレーキを含んだ「ドライバーアシストプラスパック」(13万8000円)は必ず装着したい。

ディスカバリースポーツの価格は、日本車であれば「レクサス RX」とほぼ同じだ。内外装はRXに比べると地味で、エンジンも2リッターターボに限られるが、悪路の走破力はディスカバリースポーツが高い。また最小限の空間とはいえ3列シート7人乗り仕様も選択出来るうえ、安全装備も互角以上の内容だから、上級クラスのSUVを求めるユーザーには気になる存在だと思う。

[レポート:渡辺陽一郎/Photo:茂呂幸正・ジャガーランドローバージャパン]

※画像をクリックすると、より詳細な「ランドローバー ディスカバリースポーツ」をチェック出来るフォトギャラリーページへジャンプします!

LAND ROVER DISCOVERY SPORT HSE LUXURY[4WD] 主要諸元

ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎

全長x全幅x全高:4610x1895x1725mm/ホイールベース:2740mm/乗車定員:5名[7名]/駆動方式:「アクティブ・オンデマンド・カップリング」フルタイム4WD(4輪駆動)/車両重量:1920(1990)kg/エンジン種類:直列4気筒 ターボチャージャー付 DOHC 16V ガソリン 直噴エンジン(横置き)/総排気量:1998cc/最高出力:240ps(177kW)/5500rpm/最大トルク:34.7kg-m(340N・m)/1750rpm/トランスミッション:コマンドシフト付9速オートマチックトランスミッション/燃料消費率:10.3km/L(JC08モード燃費)/タイヤサイズ:235/55R19/メーカー希望小売価格:7,000,000円(消費税込み)

※試乗・撮影車には「プレミアム・メタリックペイント」(ワイトモグレー)82,000円/「ラゲッジスペース・レール」23,000円/シート・クーラー&シート・ヒーター(フロント)及びリアシートヒーター」57,000円/「20インチ スタイル511 スパークルシルバー」(アロイホイール)123,000円/「5+2シートバック」337,000円/「充電対応USBポートx2」(3列目シート)21,000円/「充電対応USBポートx1」(フロントシート・インストルメントパネル)10,000円/「充電対応USBポートx1」(フロントシート・コンソールボックス内)10,000円等のオプションを追加装着。

ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎
ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎
前へ 1 2 3 4 5

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ランドローバー ディスカバリースポーツの最新自動車ニュース/記事

ランドローバーのカタログ情報 ランドローバー ディスカバリースポーツのカタログ情報 ランドローバーの中古車検索 ランドローバー ディスカバリースポーツの中古車検索 ランドローバーの記事一覧 ランドローバー ディスカバリースポーツの記事一覧 ランドローバーのニュース一覧 ランドローバー ディスカバリースポーツのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる