ホンダ ゼスト 新型車徹底解説(6/6)
公開日:
最終更新日:
- 筆者:
既存メカニズムを生かして新しい世界を生み出す
ゼストに採用されるプラットフォームは、ライフと同様のものだ。したがってサスペンションなども、基本的にはライフと同様で、フロントがストラット、リヤがH型のトーションビーム(4WDはマルチリンク)となる。プラットフォームが同様といっても、ボディサイズのアップやテールゲート開口部の拡大などが行われているため、各部はそれに合わせたチューニングが施される。テールゲート周辺部では全周に渡って閉断面構造を採用。ボディ骨格の主要部材の70%はハイテンション材が採用されている。
搭載されるエンジンはショートストロークのディメンションを持つ直列3気筒。1気筒あたり2本の点火プラグを装着。点火時期を微妙にずらすことで全域に渡っての完全燃焼を実現する。ターボエンジンは自然吸気エンジンを元にインタークーラーターボを装着したもの。自然吸気は11.2という高圧縮、ターボは過給を行っているにも関わらず、どちらのタイプもレギュラーガソリン仕様となっている。
この記事にコメントする