ホンダ ゼスト 新型車徹底解説(4/6)
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フロントは開放感、リヤは安心感を目指したインテリア
ゼストのインテリアはフロントには開放感、リヤに安心感という2つの異なるデザインを施し、それを全席快適空間として融合するという考えに基づいて作られている。そのコンセプトを理解するためには、まずはエクステリアに目を向けなくてはならない。ポイントとなるのは、センターピラーでキックアップしているウエストライン。フロントシートはできる限りグラスエリアを広くし、開放感をアップ。リヤシートは包み込まれ感を増やして、安心感をアップしようという考えでデザインされている。
また、リヤシートエリアはシートをフォールディングし、リヤシートエリア全体をラゲッジルームとして使われることも考えられている。こうした際には、客室と荷室という分割された空間を作り出すことで、この手法が生きてくる。さらに、フロントのドアライニングは明るいベージュ、リヤはグレーとしているのも、この効果を演出するため。
シートカラーは、グレードよって分けられていて、ゼストがアッシュグリーンと呼ばれるダーク系のグリーン。ゼストスポーツは、ブラックを採用する。
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