竹岡圭のドライブvol.33 冬間近の河口湖周辺で遊ぶ(3/4)
- 筆者: 竹岡 圭
吉田うどん 麺ズ富士山
さて、とりあえず目的は達成したので大満足。お次はシャイニング・フラワーという大観覧車へ向かいます。実はこの大観覧車、足元から天井までぜ~んぶ透明なゴンドラが4台あるんですよ。その名もスケルちゃんとスクムくん。よく男性は高所恐怖症が多いって言いますけど、やはり楽しんでるのが「スケルちゃん」で、すくんでしまうのが「スクムくん」なんだなぁ~って、そのネーミングに思わずニヤケてしまいました。私は高い所大好きなので、もう360度どころか、空中遊泳しているようなスケルトン感覚をたっぷり楽しめましたけどね。上空から見ると遊園地はもちろんのこと、富士山もまた違った感じに見えて、爽快この上ナシでした。
と、乗り物をたっぷり楽しんだ後は、10月28日から営業開始となったスケートリンクへ。クリスタルラグーンという園内真ん中のリンクと、ドドンパ前特設リンクの2つがあって、スケート靴を持っていればナント無料で楽しめちゃうんです(スケート滑走料金は入園料に含まれます)。ついで感覚で楽しめる、この気軽さがいいんですよね。でも、私のスケートの足前は、ヨチヨチ歩きのペンギン以下。お仕事とはいえ、どうしたもんかと思っていたら、救世主出現!リンクの上を押して滑れるソリがあったんですよ。本当は人を座らせて後ろから押して滑るという、まぁベビーバギーのようなソリだと思うんですけど、これさえあれば100人力。スケートが苦手な人はもちろんのこと、小さなお子様連れでもラブラブカップルでも、臆することなく楽しめます。
そしてまだまだニュースは続きます。ちょっと取材日には間に合わなかったんですが、11月28日に「ふじやま温泉」がオープンするんです。飛騨高山の重要文化財建築物「日下部家住宅」をモチーフに町屋造りを再現した温浴棟は、なんと釘を1本も使わない伝統工法梁組みで建てられているとか。その温浴棟は延べ床面積約1000平米、天井高12m、100坪を超す純木造浴室は日本一の大きさなんですって。しかし、富士急ハイランドって、世界一とか日本一とかがホントに好きですよね~っ。まぁ日本一の富士山のお膝元にある遊園地ですから、やっぱり1番じゃなきゃダメなのかもしれないですけどね。日本はもちろん世界各地からこの遊園地を目指して訪れる人が多いのも頷けるところです。
と、すっかり遊園地で遊んだ後は、お腹がグーグー。本日はココ富士吉田名物の「吉田うどん」に狙いを定めてみました。しかし、この辺りにはしょっちゅう来ているにもかかわらず、富士吉田がうどんが名物なんて、まったく知りませんでしたよ。いやはやお恥ずかしい限り。
たくさんあるお店の中から、富士山を模った「ふじやまうどん」があるという、「麺ズ富士山」をチョイスしてみました。確かに富士山だわこりゃ。というくらいの具沢山うどん。山型に盛られたちくわ天が雰囲気を醸し出してくれます。温かいうどんの他にも、つけ麺もラインアップ。つけ麺は麺も冷たいタイプと温かいタイプが選べるなど、細かい心配りが嬉しい限りです。麺はシコシコと噛み応えがありながら、ノド越しはツルツルでズバリ美味しいっ。おつゆも濃くも薄くもなくちょうどイイ感じで、瞬く間に完食してしまいました。
麺ズ富士山は盛り付けやおつゆ、具の味付けにもこだわってますけど、麺の製造元もやっているそうで、麺の美味しさはピカイチ。小麦の香りとほどよい食感がたまらない感じ。心も体も温まること間違いナシなので、これからの季節にはピッタリなお店でした。是非一度ご賞味アレです。
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