竹岡圭のドライブvol.43 紅葉×味覚×芸術 秋を大満喫の旅(3/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:原田淳
甘酸っぱさがたまらない!
「群馬県でリンゴ?」ってなんかピンとこなかったんですけど、意外や意外。リンゴ屋さんの多いこと多いこと。その数ナント103軒。でも群馬のリンゴは、地元で消費されてしまうことがほとんどで、出回らないんだとか。だから知る人ぞ知る。だったら食べに来るしかないんですよね~。
というのも、群馬ならではのリンゴっていうのがあるんですよ。「陽光」「あかぎ」そして、最近密かなブームになりつつあるのが、黄色いリンゴの「ぐんまの名月」ってヤツなんです!時期がまだちょっと早かったので、今回は食べられなかったんですけど、蜜がたくさん入ってるのがポイントなんだとか。数も少ないので、群馬に来ないと食べられない逸品なんですって。
今回は酸味の強い陽光、甘みのあるあかぎをいただきましたが、私はやっぱりあかぎのほうがいいかな~って感じ。他に紅玉もありましたが、紅玉って加工されることが多いそうで、結構渋みが強かったです…。でも昔ながらのリンゴがいいっていう人には人気なんですって。
リンゴの木はだいたい1人前になるのに10年掛かって、古いのでは40年くらいのものも。紅玉なんかは昔からある品種なので、歴史の長いものが多いようです。でもリンゴって他の木に途中から継いで作らないと、実がならないって知ってました?種リンゴみたいなものから生えてくるものだとばっかり思ってたからビックリ!
しかも、リンゴの木1本じゃ実はならなくて、もう1本違う品種でもいいからリンゴの木がないと交配できないんだそうです…。思いつかなかったけど、考えてみればそりゃそうか!
お勉強したところで、いざリンゴ狩り。リンゴって道具を使わず、わりと簡単に狩れちゃうんですよ。逆にこれならば、台風がきたら落ちちゃって大変というのもわかります。デリケートな果物なんですよね。
でも自分でもいだリンゴの味はやっぱり格別。医者要らずと言われるリンゴは健康にもいいし、ナント育毛にも効くと最近研究が進んでるらしいですよ~。
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