ダイハツ ミラ イース(e:S) 新型車解説(4/4)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:オートックワン編集部
80万円を切るグレードも低燃費
ミラ イース(e:S)には2WD車4グレード、4WD車2グレードの計6グレードが設定されている。
ベースとなるDは「79万5000円」という本当に80万円を切る価格が設定された。グレード間の違いは装備によるもので、メカニズムについては基本的に共通だから、DにもECOアイドルが採用され、30.0km/Lの低燃費を手に入れることができる。とはいえ、Dの装備はさすがに貧弱だし、外観も差別化されたしょぼい印象がある。
普通のユーザーが自分にとってのファーストカーとして使うなら、もう少し上のグレードを選んだほうが良いだろう。ひとつ上のLになると、外観が少し良くなるほか、パワードアロックとオーディオが標準で装備される。一般のユーザーなら最低でもL以上のグレードを選ぶことになる。
Xはさらに10万円高い99万5000円になるが、内外装の仕様がさらに良くなるほか、エコドライブアシストディスプレーやセキュリティアラーム、キーレスエントリー、クリーンエアフィルターなどが装備される。
最上級グレードのGになると、ターンランプの付きのドアミラーのほか、運転席シートリフター&チルトステアリング、SRSサイドエアバッグ、VSC、14インチアルミホイール、エアコンのオート機能など、軽自動車のレベルを超えた充実装備が用意されるが、価格も112万円になる。
上級グレードほど魅力的なことは確かだが、同時に価格も高くなるので、自分に合った仕様と用意できる予算を考えて購入計画を立てたい。
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