アウディ A3スポーツバック 新車発表会速報
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新エンジン、新トランスミッションのA3登場
アウディ・ジャパンは25日、プレミアムコンパクトクラスの新型アウディA3“スポーツバック”を発売すると発表した。
この新型アウディA3スポーツバックは、2004年9月の日本デビューから丸4年が経過し、そのスタイリッシュなデザインとスポーティなドライビング性能で、環境への配慮と高い作り込み品質が評価された一台だ。アウディ A3スポーツバックは現在、日本におけるアウディ販売台数の4分の1を占めるほどの、云わば屋台骨となるモデルにまで成長している。
新型アウディ A3スポーツバックのトピックスは、新開発のガソリン直噴ターボエンジン「TFSI」と、新開発のトランスミッション技術「Sトロニック」を全モデルで採用したことだ。中でもエントリーモデルの1.4Lエンジンは新開発の排気量で、それに最新の7速 Sトロニックトランスミッションとの組み合わせにより、リッター15.8km/Lを実現。1km走行あたりのCO2排出量は149.3g/kmを達成するなど、従来モデル(1.6リッター自然吸気モデル)の燃費と比べ30%向上、CO2排出量は23%の削減に成功している。
また「1.8TFSI」も同じく7速Sトロニックトランスミッションの採用により、リッター14.2km/L(従来モデル比9%向上)、CO2排出量166.1g/km(同8%削減)を達成している。そしてトップグレードの「2.0TFSIクワトロ」は、輸入プレミアムコンパクトクラスでは唯一となるフルタイム4WDシステム「クワトロ」を採用。こちらは燃費とCO2排出量を従来のFFモデルと同等に抑えている。
新型アウディ A3スポーツバックのデザインは、現アウディのデザインシンボルとなる7個のLEDで構成されるポジショニングランプを内蔵した、新デザインのヘッドランプ(1.4TFSIはオプション)を採用しており、新たなA3の表情を醸し出している。リヤは光ファイバー技術を応用したコンビネーションランプを新採用し、全体的に精密感漂わす雰囲気を生み出している。
安全装備も新たにリヤサイドエアバッグと、坂道発進時の後退を防ぐ「アウディ ヒルホールドアシスト」を、全モデルで標準装備とした点も嬉しい。かなり買い得のある内容だ。
※ 全輸入乗用車プレミアムコンパクトクラスにおける、アウディ A3スポーツバック 1.4TFSIおよび1.8TFSIの燃費(現時点:audi調べ)
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