新型車の初期ロットは不具合が出やすいってホント?【教えて!MJブロンディ】
- 筆者: 清水 草一
新型車の初期ロットは不具合が出やすいってホント?
はじめまして、清水さんの記事は他の方のご意見とはまるで違う印象でいつも楽しく読ませて頂いています。
早速質問なのですが、新型車が出ると「初期ロットは不具合が出やすい」という話を聞くことがあります。この「初期ロット」生産分というのはどれくらいなのでしょうか?
恐らくクルマ毎でも違うとは思いますが、この切り替わり時期は1年ほどの一部改良までなのか、それとも定期改良時期を待たずにどこかでランニングチェンジされてしまう(改善されてしまう)ものなのでしょうか。ヨロシクお願いします!(スコールさん)
其の疑問、MJブロンディがお答えいたします!
スコールさん、ありがとうございます。今後も精進します!
ところでご質問ですが、私はあくまでユーザー側の代表ですので、そんなに詳しいメーカー側の事情まではわからないのですが、自動車の日々の改善は、一部改良つまりマーナーチェンジの時だけではなく、日々密かに行われています。これは間違いありません。たとえば、設計や材質の変更がなくても、生産効率の改善は常に行われています。
MJブロンディの「ひとりごと」
我々も、常に生産車の変化をウォッチし続けることはできません。またメーカー側も、その程度の変更はいちいち発表しません。
ということで、生産車は常に秘密裏?に改善を受けています。ただし、モデル末期になると、品質のアップよりも単にコストダウンのための改善だったりすることもありますから、「ユーザーにとってすべて善」とも言い切れません。ここは難しいところです。
よって目安としては、最初のマイナーチェンジ直後くらいが一番の狙い目かなぁ、と思います。すべてケースバイベースなので、あくまで目安ですが。
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