トヨタの個性豊かな爆売れ3兄弟! ヤリスファミリー3選

  • 筆者: MOTA編集部
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今回ピックアップするトヨタのヤリスファミリーは、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会と一般社団法人 全国軽自動車協会連合会が発表している2020年9月から2020年11月までの、軽自動車および登録車を含む総合ランキングで、それまで絶対的王者であったホンダ N-BOXを抜いてトップとなりました。今回は、同一のブランドで異なる3つのジャンルを揃え大人気となっている「ヤリスファミリー」3車種を振り返ってみましょう。

目次[開く][閉じる]
  1. 世界に通じる5ナンバーサイズのコンパクトカー トヨタ 新型ヤリス
  2. 悪路も得意な都会派SUV! トヨタ 新型ヤリスクロス
  3. レースで勝てる車を市販化! トヨタ 新型GRヤリス

世界に通じる5ナンバーサイズのコンパクトカー トヨタ 新型ヤリス

2020年2月に発売を開始したトヨタ 新型ヤリス。車種名を国内向け販売名「ヴィッツ」から、グローバル販売名「ヤリス」に変更したことでも話題となりました。

トヨタの新世代開発思想「TNGA(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャー)」を基にした「GA-Bプラットフォーム」を採用し、ボディ剛性の向上と低重心化を実現し、世界基準の走りを身につけています。

また、5ドアハッチバックであるため、荷物の積み降ろしなど日常での使い勝手が良いのもポイントです。

新開発のエンジンを搭載し6速MTクレードも用意

エンジンは、1.0リッター直列3気筒と新開発の1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジン、新開発1.5リッター直列3気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの3つをラインナップ。

駆動方式は、FF(前輪駆動)に加え、1.5リッターガソリンとハイブリッドには4WDも設定しています。トランスミッションは、全車CVTを搭載していますが、1.5リッターガソリン(FF)は6速MTも選ぶことができます。

トヨタ 新型ヤリスの中古車相場

■中古車掲載台数:340台

■中古車相場:125万円~273.5万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月24日時点のデータ

悪路も得意な都会派SUV! トヨタ 新型ヤリスクロス

ヤリスファミリー第2弾となる、クロスオーバーSUVのヤリスクロス、2020年4月に世界初公開され、2020年8月31日(月)より国内での販売を開始。5ナンバーサイズであるヤリスに対し、ヤリスクロスは3ナンバーボディを纏っています。

ヤリスクロスは、ヤリスよりも踏ん張りを感じるエクステリアやソフトパッドを使ったインテリアを備え、SUVらしいタフさを演出。ひとまわり大きくなったボディにより、ラゲッジスペースに余裕があるのも特徴です。

プラットフォームは、ヤリスと同様にTNGAの「GA-B」を採用し、エンジンは1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンと1.5リッター直列3気筒ガソリンにモーターを組み合わせるハイブリッドの2種類を用意。駆動方式はFF(前輪駆動)と、滑りやすい路面でも安定した走行ができる4WD(ハイブリッドはE-Four)を設定しています。

本格的な4WDシステムを搭載

ヤリスクロスのガソリン・ハイブリッドどちらにも設定がある4WDモデルは、降坂時に車速を一定にキープする"ダウンヒルアシストコントロール"や、滑りやすい路面でも安心なシステムを備えています。ガソリン車のダイナミックトルクコントロール4WDには、「SNOW」に加えて「MUD & SAND」と「ROCK & DIRT」、ハイブリッドのE-Fourには、「SNOW」と「TRAIL」の走行モードを搭載。

見た目は都会派なコンパクトSUVでありながら、雪道やちょっとした山道でも走破できる走行性能を有しています。

トヨタ 新型ヤリスクロスの中古車相場

■中古車掲載台数:148台

■中古車相場:176.8万円~374万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月24日時点のデータ

レースで勝てる車を市販化! トヨタ 新型GRヤリス

2020年9月に販売を開始したヤリスファミリー第3弾がGRヤリスです。FIA世界ラリー選手権(WRC)へ参戦するためのホモロゲーション取得モデルとして誕生したGRヤリスは、ラリーマシン「ヤリスWRC」のノウハウを全面的に投入。市販車をどうやったらレースで勝てる車にできるか? ではなく、レース車をどうやったら市販できるか? という逆転の発想で開発されました。

拡大したフェンダーにより、ヤリスファミリーの中で最もワイドなボディを持ち、専用のTNGAスポーツ4WDプラットフォームを採用。パワートレインおよびバリエーションは、専用の1.6リッター直列3気筒ターボエンジンに6速MTと4WDを組み合わせた「RZ」・「RZ "High Performance"」、1.5リッター直列3気筒エンジンにCVTとFFを組み合わせた「RS」をラインナップしています。

街乗りからスポーツ走行まで

GRヤリスは、空力特性に優れた専用の3ドアハッチバックのみを展開。さらに、エンジンフード、トランクリッド、ドアパネルはアルミ製としています。また、ルーフには軽量で高強度なCFPR(炭素繊維強化プラスチック)を採用し各部を徹底的に軽量化。1130kg(RS)~1280kg(RZ/RZ "High Performance")という軽さを実現しています。

さらに、路面状況に応じて四輪の駆動力を最適化する、アクティブスプリット4WDシステム「GR-FOUR」を搭載。ノーマル、スポーツ、トラックという3つの走行モードを任意で選択可能で、街乗りから本格的なスポーツ走行まで対応しています。

トヨタ 新型GRヤリスの中古車相場

■中古車掲載台数:4台

■中古車相場:445万円~560万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月24日時点のデータ

トヨタ/ヤリス
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新車価格:
150.1万円269.4万円
中古価格:
99.4万円288.7万円
トヨタ/ヤリスクロス
トヨタ ヤリスクロスカタログを見る
新車価格:
190.7万円315.6万円
中古価格:
175.9万円395万円
トヨタ/GRヤリス
トヨタ GRヤリスカタログを見る
新車価格:
349万円845万円
中古価格:
245.2万円1,700万円

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MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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