令和初の日本カーオブザイヤーはトヨタ RAV4に決定|選考委員たちは今年の一台はどれを選んだ?

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:MOTA編集部
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今年も日本カーオブザイヤーの季節がやってきた。そう、毎年12月に自動車評論家や文化人を始めとした総勢60名が今年の1台を選ぶイベントだ。御存知の通り、今年はトヨタ RAV4がイヤー・カーに輝いた。MOTA執筆陣はいったいどのクルマを「今年の1台」に選んだのか?

 

■今年の“1台”はRAV4に!気になる採点結果は!?(画像24枚)

目次[開く][閉じる]
  1. トヨタがRAV4で10年ぶり10度目の受賞
  2. 選考したモータージャーナリストたちは今年の1台をどのように評価したのか?
  3. 2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー

トヨタがRAV4で10年ぶり10度目の受賞

トヨタ RAV4の栄冠のほか、輸入車部門では、BMW 3シリーズ セダンがインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに選出された。イノベーション部門賞に日産 スカイライン、エモーショナル部門賞にジープ ラングラー、スモールモビリティ部門賞に日産 デイズ/三菱 eKクロス・eKワゴンがそれぞれ選ばれている。

トヨタ/RAV4
トヨタ RAV4カタログを見る
新車価格:
265.6万円388.9万円
中古価格:
34万円473.8万円

選考したモータージャーナリストたちは今年の1台をどのように評価したのか?

60名の選考委員の皆さんは、実際にどのように考えて票を投じたのか。そして今年のCOTYを通じてどう感じたのか。最終選考会場で直撃インタビューを行った。(インタビューは開票順に掲載)

河口まなぶ

10点を入れたマツダ3はクルマのデキも非常に良かったし、日本車のCセグメントのクルマが世界と渡り合えるようなところまで来たのかなというところで評価した。マツダ自身がブランドの価値を変えていこうとしている動きは、中々他の自動車メーカーでは出来ないこと。そういった姿勢も含め、非常にユニークな商品を出してきたというところに評価の軸がった。

RAV4は乗ってすごく良いクルマなので、7点を入れた。評価はやはり高かったので、良いところまで来るだろうと当然思っていた。マツダ3は評価が割れるだろうと分かっていたので、非常に順当な結果だと思う。

トヨタは章男社長もそうだが、もっと良い車を作ろうと話している通り、それがカローラもRAV4もちゃんと実現してきているというか、達成してきている感じがある。それを皆さん高く評価したのではないかと感じている。

国沢光宏

去年は票が割れたが、今年は割れずにトヨタが10回目。今、トヨタは良いクルマばかりだから、ほっとくと日本カー・オブ・ザ・イヤーはずっとトヨタになっちゃう気がするが、他のメーカーも来年から頑張ってほしい。やはり今年はバランスや価格、魅力などを考えたらRAV4が1番人に勧められるし、売れているし。良いと思います。妥当・順当。

嶋田智之

個人的にはドライバーが運転して楽しめるクルマというのを1番大事にしたいと思っている。なので、今年はBMW 3シリーズ セダンに10点をいれた。

でも、実はものすごい悩んだ。何故かというとRAV4もすごく楽しいクルマだったから。RAV4は、普通に街中を走っているとただの出来の良いSUVにしか感じられないが、例えばワインディングロードに持って行っても結構楽しめる。特別エンジンに特徴があるわけではないのだが、上手くシャシーが練り込まれていた。SUVを借りたときは毎回、悪路とまではいかないが、砂利が浮いていて滑るような林道を走るのだが、RAV4はそこで飛びぬけて楽しかった。

なので、今年は1位を選ぶのに選考委員3期目で1番胃が痛くなる年だった。

橋本洋平

駐車場の関係などから軽自動車でなければならない人は必ずいる、そのような人たちでもしっかり乗れるクルマであると思ったため日産 デイズ/三菱 eKワゴン&eKクロスに10点を投じた。

今まで高級車でしか装備されていなかったSOSボタンが軽自動車でも選べるというのが個人的に大きかった。というのも以前、運転中に体調を崩したことがあり、これからの時代もしもの時には必須の装備であると体感したのも大きかった。

もう一つのポイントとしては軽自動車を超えたステアリングフィールだ。少々マニアックな話をすると、パワステのモーターは今までの軽自動車では考えられないほど大きなものを使っているのが要因だ。プロパイロットの採用で0km〜ステアリング制御が必要なったので大きなパワステモーターを使っているのだが、そのおかげで既存の軽自動車よりも約8倍細かく制御をすることが可能になった。これら2つのポイントからデイズ/eKワゴン・eKクロスを選んだのだ。

今井優杏

RAV4に10点を入れたが、これは企業としての総合力というか、そういうものが出てきた結果じゃないかなと思う。単純に楽しいクルマだし、今後の展開に期待される内容だったのではないか。去年も10ベストカーにトヨタ車が2台ノミネートされ、今年も2台ノミネートされた中で、やっぱり国産メーカーで、しかも大人気のRAV4がイヤーカーを取ったというのは、やはり当然の結果なのかなと思う。

まるも亜希子

正直に言うと、これまで自分が買いたいと思う軽自動車はなかったが、タントなら素直に欲しいと思ったのが大きなポイント。2019年は軽自動車が驚くほど進化していた。これからもっと深刻になる高齢化社会は軽自動車のニーズがもっと高まるハズ。タントは、これからのクルマ社会には必要と判断し、ダイハツ タントに10点を。

トヨタ RAV4に7点を入れた理由は後席の乗り心地が素晴らしい! ガソリン、ハイブリッドモデル問わずSUVとは思えないほどの快適性だったから。今回はドライバー目線よりも使い勝手や快適性を重視したため、写真のような結果になりました。

岡本幸一郎

全体的なところで言うと、もう少し接戦かと思っていたが、思いのほか差が付いた。RAV4がこんなに頭一つ抜けるとは思っていなかったが、それだけたくさんの人が点数を入れたということで、やはり良くできているクルマなので、そこを皆さん高く評価したんだと思う。

輸入車も3シリーズだったというのも、今年は他の輸入車が個性の強すぎるクルマだったということで、輸入車に関しては3シリーズが圧勝だったが、これは順当だったと思う。マツダ3がもうちょっといくかなと思っていたが、僕もマツダ3は低めの採点だった。そこは、気になるところが色々出た結果なのかなのと思う。

個人的には日本カー・オブ・ザ・イヤーは“良いクルマ選手権”ではなく、もっとコンセプトとか個性などを重視して点数を入れるようにしているので、僕はRAV4を選んだ。完成度高いし、デザインも面白いし、走りも力が入っていて、こういうクルマで四駆システムを3種類も用意したりなど、そうとう力の入ったモデルチェンジをしたと好印象だったのだ。日本市場離れていたのも復活したし、その辺の力に入れっぷりが非常に印象的だったので、そこを評価した。

中谷明彦

今年のカー・オブ・ザ・イヤーでラングラーに10点を投じた理由として、頼もしさが最大のポイントとなった。というのは災害の多いこの時代、命を守る行動を強力にサポートしてくれる必須のアイテムだからだ。ラングラーらしい悪路走破性はもとより、2Lターボモデルの追加や先進安全装備の充実なども魅力であったためだ。

青山 尚暉

今回は一つの基準として、SOSコールとオペレータサービスの有無で選んだ。その中でダイナミックトルクベクタリングAWDにより、すべてのシーンで曲がりやすいうえに扱いやすいRAV4に10点を投じた。加えて、先日ロサンゼルスオートショーで公開されたPHEVモデルの追加といった、以上の点から今の日本で一番必要なクルマはRAV4なのだ。

渡辺陽一郎

今年は正直N-WGNが良いと思った。しかし、Pブレーキの問題があり、それがFITの発売にも影響した。

カー・オブ・ザ・イヤーは、クルマが良ければ賞が取れるというものではないと思っている。クルマの良し悪しだけでなく、色々な問題があると思う。そこにいくと、カローラは、本来なら5ナンバーサイズで出してもらいたかったが、ショートホイールベースにしたり、幅を狭めたりと、かなり日本向けに頑張って作られたのが好印象。

RAV4は、一旦日本を見捨てて、生産を中断したクルマなので、また日本で販売再開して、それが日本向けのクルマになっているかと言ったら全然そんなこともない。単にSUVブームに乗ってということなので、クルマはもちろん良いが受賞をするにはまだちょっと早い。と、いうのを諸々考えた結果の採点。

マツダ3に関しては良いクルマなんだけれども、肝心のスカイアクティブXの価格が68万円ぐらい高いなど、必ずしも日本向けに作ったクルマじゃないので、あくまでも日本カー・オブ・ザ・イヤーというのに拘って選んだ結果だった。

2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー

■日本カー・オブ・ザ・イヤー:トヨタ RAV4

■インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:BMW 3シリーズ セダン

■イノベーション部門賞:日産 スカイライン

■スモールモビリティ部門賞:日産 デイズ/三菱 eKクロス/eKワゴン

■エモーショナル部門賞:ジープ ラングラー

■実行委員特別賞:該当なし

今年の10台(10ベストカー)はコチラ

■ダイハツ タント/タントカスタム

■トヨタ カローラ/カローラツーリング

■トヨタ RAV4

■日産 デイズ/三菱 eKクロス/eKワゴン

■ホンダ N-WGN/N-WGN Custom

■マツダ MAZDA3

■BMW 3シリーズ セダン

■ジャガー I-PACE

■ジープ ラングラー

■メルセデス・ベンツ Aクラス/Aクラス セダン

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MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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