新型ワゴンRスマイル、スライドドアだけど背の低い車格に「このパッケージングは売れそう」の声【みんなの声を聞いてみた】

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スズキは2021年8月27日(金)、「高いデザイン性とスライドドアの使い勝手を融合させた、新しい軽ワゴン」をコンセプトとして開発した新型ワゴンRスマイルを発表した。発売は同年9月10日(金)よりスタート。ここでは、そんな新型ワゴンRスマイルについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. ワゴンRベースでスライドドアを備えたニューモデル「ワゴンRスマイル」
  2. デザインに関しては、肯定派と否定派半々の印象
  3. 購入検討層はターボモデルの登場に期待を寄せる

ワゴンRベースでスライドドアを備えたニューモデル「ワゴンRスマイル」

スズキ 新型ワゴンRスマイルは、四角いボディのフォルムと丸目ヘッドランプなどにより、シンプルで愛着のわくエクステリアに、居心地の良さと質感の高さを感じられるデザインのインテリアを備えたモデル。特徴としては、車名の通りハイトワゴンのワゴンRをベースにしながらも、両側スライドドアを採用しているところが挙げられる。

新型ワゴンRスマイルのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1695mm、ホイールベースは2460mm。

全長と全幅、さらにホイールベースはベースとなったワゴンRと同じだが、全高はワゴンRより45mm高く、同社のスーパーハイトワゴン「スペーシア」より90mm低い。スライドドアは欲しいが、スーパーハイトワゴンほど背が高くないモデルを求めていた層にはぴったりのクルマだ。

搭載するパワートレインはワゴンRと同じ、自然吸気(NA)の直3 DOHCと、これにISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッドを設定。組み合わされるトランスミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDをラインアップする。

価格(消費税込)は、129万6000円~171万6000円。

デザインに関しては、肯定派と否定派半々の印象

そんな新型ワゴンRスマイルについて、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

まず見受けられたのはデザインに関する声。

「レトロモダンなデザインが良い」

「顔は好みの問題だろうが、オラついてないだけでも好印象」

「キャンバスは女性ウケ狙いが強いが、スマイルは男女どちらからも人気でそう」

「ムーヴキャンバスの対抗っぽいけど、意外と乗る人の雰囲気は重ならなそう」

と、こちらは好印象なコメントが並ぶ。ライバルとなるダイハツ ムーヴキャンバスよりも、男女問わず広く支持されそうなデザインといったところか。

一方で、

「ヘッドライトとフロントグリルの個性が強くて好き嫌いがハッキリ出そう」

「最近のスズキのデザインは良い感じにまとまっていると思っていたがこのデザインはどうしたものか?」

「キャンバスは、ムーヴにもタントにも似てないところが良かった。スマイルはただスペーシアを潰しただけに見える」

「どちらかというとスペーシアの派生車に見える。ワゴンRの派生車としては少し違和感」

と、こちらは新型ワゴンRスマイルのデザインに少々否定的な意見が並ぶ。ざっと見た割合としては、半々といったところ。

その他では、

「ハイトワゴンでないスライドドアモデルを待っていた層は多いと思う。人気でそう」

「背が低くてスライドを備えたモデルを待っていた! キャンバスはちょっと可愛い過ぎて手を出せなかった」

「このパッケージングは売れそう」

と、新型ワゴンRスマイルのパッケージングの良さを挙げる声が多く見受けられた。現在のところ、このジャンルはライバルであるムーヴキャンバスが独占状態だったが、今後どのような変化が起こるのか注目していきたい。

購入検討層はターボモデルの登場に期待を寄せる

そんな中、一定数の数見受けられたのが、

「なぜスペーシアじゃなくてワゴンRにしたのか? ネームバリューで販売台数ランク稼ぎの為にワゴンRの仲間に入れたのかな?」

「昔は軽自動車の絶対王者だったワゴンRも今や下火の状態。その冠をつけた起死回生を狙うモデルってことだと思う」

といった声。スズキのスライドドアを備えた軽自動車と言えばスペーシアがあるだけに、車種名につく「ワゴンR」の冠に違和感を覚えている様子だ。この辺りはコメントにも見受けられて通り、「ワゴンR」の販売台数を伸ばしたいスズキの思惑も感じられる。

さらに、その他には、

「せっかく出すなら何でターボモデルを出さないのか? ムーヴキャンバスとの差別化はそこが一番ポイントでは?」

「唯一の欠点はターボ車を選べないこと」

「マイルドハイブリッドはあるのにターボは無し。アドバンテージを拡げる事をやらないのは非常に勿体無い」

など、ターボモデルの非設定に疑問の声が少なくない数で挙がっている。ライバル、ムーヴキャンバスがターボモデル非設定なだけに、新型ワゴンRスマイルでの設定に期待しているようだ。

まだ新登場したばかりだが、この辺り今後の追加設定や、改良時の登場などに期待したいところ。まずは、新型ワゴンRスマイルがどれだけセールスを伸ばすのか、注目していきたい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

スズキ/ワゴンRスマイル
スズキ ワゴンRスマイルカタログを見る
新車価格:
135.2万円177.1万円
中古価格:
89.7万円210万円

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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