個性強過ぎ! カッコいいのに流行らなかった残念なクルマ3選【MOTA写真館】

  • 筆者: MOTA編集部
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最近の車には個性が足りない!そんな風に感じているクルマ好きも多いのではないだろうか。燃費や安全性能が今ほど重要視されていなかった80年代から90年代、メーカーの個性とこだわりが爆発していた。あまり販売台数としては振るわなかったものの、個性的で魅力的な3台をご紹介しよう。

目次[開く][閉じる]
  1. 今だったら売れるかも?!いすゞ唯一のスペシャリティクロスオーバーSUV ビークロス
  2. ホンダらしい“超”意欲作!ミッドシップレイアウトの軽4WD|2代目ホンダ Z
  3. 変幻自在なボディが斬新!日産のコンパクトスペシャリティモデル エクサ

今だったら売れるかも?!いすゞ唯一のスペシャリティクロスオーバーSUV ビークロス

1997年に登場したいすゞ ビークロスは、コンセプトカーをほぼそのまま市販化したクロスオーバーSUV。滑らかな面で構成されたパネルに、樹脂パーツのバンパーやフェンダーを組み合わせたスタイルは、今でも斬新で新鮮味がある。

目を引くのは外観だけではない。室内に奢られているのは、レカロ製セミバケットシート、エアバック内蔵のMOMO製レザーステアリングなど豪華な装備を装着。また、当時としては珍しくバックカメラが標準で装着していた。

スペック

■全長×全幅×全高:4,130mm×1,790mm×1,710mm

■エンジン:3.2L V6 DOHC 24バルブ(215馬力/29.0kgm)

■トランスミッション:4AT

■駆動方式:フルタイム4WD

■販売期間:1997年~2000年(国内販売)

ホンダらしい“超”意欲作!ミッドシップレイアウトの軽4WD|2代目ホンダ Z

1998年にデビューしたホンダ Zは、ミッドシップにエンジンを搭載したSUVテイストの軽自動車。背の高いSUVテイストの軽自動車という2代目 Zのコンセプトは、昨今のSUVブームを先取りしていたとも言えるだろう。

3ドア4人乗り、大径タイヤに高めの地上高を持ち、トールワゴンとSUVを掛け合わせたパッケージング。エンジンをミッドシップかつ床下にエンジンを搭載したことで、室内長を2,380mmも確保し小型車並みの居住空間を実現していた。

スペック

■全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,675mm

■エンジン:656cc 直列3気筒 SOHC 自然吸気/ターボ E07Z型

■トランスミッション:4速AT

■駆動方式:フルタイム4WD

■販売期間:1998年~2002年

変幻自在なボディが斬新!日産のコンパクトスペシャリティモデル エクサ

日産が1986年から1990年にかけて販売していた2代目 エクサは、クーペ・オープン・シューティングブレークを1台に集約した変幻自在ボディが最大の特徴。

脱着可能なキャノピーにより、Cピラーから後ろの部分を取り外すことができ、シューティングブレークとオープンの切り替えが可能。日本では認可されなかったがアメリカ仕様では、クーペとキャノピーの入れ換えをすることもできた。

スペック

■全長×全幅×全高:4,230mm×1,680mm×1,295mm

■エンジン:1.6L 直列4気筒 DOHC(120PS/14.0kgm)

■最高出力:120ps/6400rpm

■最大トルク:14.0kgm/5200rpm

■トランスミッション:5速MT/4速AT

■駆動方式:FF

■販売期間:1986年~1990年

いすゞ/ビークロス
いすゞ ビークロスカタログを見る
新車価格:
324.5万円324.5万円
中古価格:
99.8万円239.9万円
ホンダ/Z
ホンダ Zカタログを見る
新車価格:
116.4万円141.7万円
中古価格:
14.8万円166.9万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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