第1回「ジャパン ロータス デイ 2009」マリオ二等兵の突撃レポート!(2/4)

  • 筆者: マリオ 二等兵
  • カメラマン:オートックワン編集部
第1回「ジャパン ロータス デイ 2009」マリオ二等兵の突撃レポート!
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「ひとりのロータスファンとして、市場を活性化させたいのです」

エル・シー・アイ 相原社長マリオ二等兵

ロータスの正規輸入元であるエル・シー・アイ(以下:LCI)の相原社長に、今回のイベントのコンセプトと、今後のロータス車の販売展開についてお話を伺いました。

二等兵:今回のイベントが開催されたきっかけについて教えてください。

相原社長(以下、敬称略):これまでも、走行会を含めたロータスデーは地方レベルでは開催しておりましたが、オーナーの皆様から「富士スピードウェイで一日走りたい!」というご要望の声が高まり、今年から全国規模のイベントに発展しました。我々LCIは2003年の2月からロータスを取り扱っておりますが、その間に声が高まってきたのです。今日のエントリー台数は680台を数え、当日エントリー分も入れると700台以上のロータスが集まりました。

二等兵:ロータスオーナーは生粋のクルマ好きであり、非常にコアなファンが多いという印象があります。かつてのスーパーカーブームやF1でファンになった人も多いと思いますが、古いモデルのユーザーさんへのサービス体制はどのようにお考えですか?

相原:一時期、ロータスはいろいろな輸入元が出てきては消え、の繰り返しで不幸な時代があり、2002年の1年間はインポーターが不在だったという時期さえありました。私自身もロータスのいちファンとして、何とか日本でのロータス市場を修復・活性化させたいという思いが強く盛り上がり、ロータスの正規輸入を始めたのです。これまでの6年間で2000数百台の新車を販売しましたが、皆様、すごくクルマを大事にされているという印象が強いですね。インポーターとしての責任として、我々が取り扱う以前の古いモデルのフォローももちろんやっていきます。新旧問わず、ロータスのユーザーさんと一緒に育っていきたい、という気持ちが強いですね。そういう姿勢が今後の販売にもつながるものと信じております。

二等兵:相原社長がロータスファンになられたきっかけとは何ですか?

エル・シー・アイ 相原社長

相原:アイルトン・セナ(以下:A.セナ)の大ファンでして、オリジナルのサインも持っているんですよ!(笑)1985年からA.セナがF1のチーム・ロータスに加入して、凄まじい急成長を遂げた時の活躍ぶりに痺れたんです。ロータスはそのずっと前から名門チームでしたが、セナの加入後に憧れの存在になりました。90年代はチーム消滅という悲劇もありましたが、ロータスは来年からF1に復帰するので狂喜しています!(笑)世界最高峰の舞台で大きな活躍が発揮できる場があるというのは、多くのファンにとってたまらない喜びだと思いますね。その意味でも、ロータスは今後も楽しみなブランドであると思っています。

二等兵:相原社長が考える、ロータス車の魅力とは何ですか?

相原:基本は小さくて軽いこと。これは、スポーツカーにとってはとても大事な要素で、ロータスは昔からライトウェイトを常に追求してきました。新型のエボーラも車重は1350kgで、3.4Lのエンジンを積むクルマとしてはかなり軽いほうです。昨今では、自動車の話といえば、燃費や生産性ばかりが注目されますが、クルマ本来の本当の面白さを知り、スポーツカーを自分の意のままに操る喜びを知る人たちから深く愛されているロータスに自信と誇りを抱いています。

二等兵:アメリカでは新興電気自動車メーカーであるテスラ社が、エリーゼをベースにした電気自動車を開発、販売しています。同じくアメリカのZAP社もロータスとのコラボで電気自動車の開発を行っていますが、これらのモデルは取り扱うのでしょうか?

相原:当然注目していますが、電気自動車については慎重に考えています。販売する以上、売りっ放しではいけないので、アフターサービス網をしっかり構築しなければいけませんからね。ただ、電気自動車の時代を迎えても、「小さくて軽い」が武器であるロータス車には大いなる可能性があるように思います。とにかく、ロータス車の楽しさを一人でも多くのファンの方々と共有しながら、共に歩んでいきたいですね。

相原社長、お忙しい所ありがとうございました。

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筆者マリオ 二等兵
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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