日産 新型リーフ最新情報|価格は315万円からで航続可能距離400km!フルモデルチェンジで大幅に改良された量販EVを徹底解説(2/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:日産自動車
新型リーフの価格は315万円から!おすすめグレードは!?
新型リーフの価格はベーシックな”S”が315万360円、中級の”X”が351万3240円、最上級の”G”が399万600円だ。
先代型の30kWh仕様はXが364万8240円、Gが401万8680円だったから、新型リーフはリチウムイオン電池の容量を40kWhに拡大した上で、少し値下げされた。
2018年には高性能モデルも登場する。高出力のモーターを装着しながら、航続可能距離をさらに伸ばし、上級グレードに位置付ける予定だ。なおプロパイロットは“S”では装着できない。中級の“X”にはオプション設定されて、上級の“G”は標準装着とした。
メーカーオプション(Xグレードのみ)
▼プロパイロット 162,000円(税込)
【BSW、RCTA、インテリジェントLI、ステアリングスイッチ、電動パーキングブレーキ、踏み間違え衝突防止アシスト、17インチアルミホイールがセットオプション】
▼プロパイロットパーキング 210,600円(税込)
【インテリジェントAVM、インテリジェントルームミラー、17インチアルミホイール、電動パーキングブレーキ、踏み間違え衝突防止アシストがセットオプション】
※Sグレードの装着は不可
※Gグレードは両方装着済み
※Xグレードのプロパイロット/プロパイロットパーキング同時装着不可
自動車評論家 渡辺陽一郎おススメグレードは“X”
3つの中で新型日産 リーフのオススメグレードはXだ。
プリウスPHVのS ナビパッケージ(366万6600円)に近い価格帯である。300万円を大幅に超えるから、簡単に買えるクルマではないが、航続可能距離の拡大によって使い勝手は向上した。
日産 新型リーフのグレード別価格 | |
---|---|
グレード | 価格(税込み) |
S | 3,150,360円 |
X | 3,513,240円 |
G | 3,990,600円 |
電気自動車の最大のネックである日本の住宅事情を乗り越えられるのか
デザインと航続距離の改善が行われた新型リーフの課題は、むしろ、総世帯数の約40%がマンションなどの集合住宅に住んでいる日本の住宅事情だろう。
今は日産の販売店の大半に急速充電器が装着されたが(周辺の電力事情などから装着不可能な店舗を除く)、急速充電を多用していると駆動用リチウムイオン電池の劣化が進みやすい。
自宅にも急速充電器が欲しいところだが、集合住宅の多い日本では所有できるユーザーが限られる。今後のさらなる普及には、集合住宅と充電環境の両立が不可欠になる。
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[レポート:渡辺陽一郎/Photo:日産自動車]
新型リーフのボディカラーは全部で14色
モノトーン(全8色)
◎は特別塗装色+43,200円
・ブリリアントシルバー
・ダークメタルグレー
・スーパーブラック
・ラビアントレッド
◎ブリリアントホワイトパール
◎スプリングライトグリーン
◎タンジェリンオレンジ
◎オーロラフレアブルーパール
2トーン(全6色)
(ボディ下×ボディ上)
+54,000円(税込)
・スーパーブラック×ダークメタルグレー
・ラビアントレッド×スーパーブラック
・チャイナブルー×スーパーブラック
+70,200円(税込)
・ブリリアントホワイトパール×スーパーブラック
・ブリリアントホワイトパール×オーロラフレアブルーパール
・サンライトイエロー×スーパーブラック
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