三菱自、新型車「デリカ D:2」発売
三菱自動車は、コンパクトボディで広い室内空間、後席両側スライドドアや多彩なシートアレンジなど便利な機能を満載したコンパクトミニバン「デリカ D:2」を、2011年3月10日(木)から全国の系列販売会社より発売すると発表した。
デリカ D:2は、1.2Lの低燃費エンジンを搭載し、全車がエコカー減税(75%軽減)に適合。「広い」「便利」「エコ」を主な商品特長とし、同社の多機能ミニバン「デリカ」シリーズのエントリーモデルとして位置付け、多人数乗車が可能な「デリカ D:5」と併せて三菱自動車のミニバンシリーズとしてラインナップする。
なお、「デリカ D:2」はスズキ株式会社よりOEM供給を受けるモデルである。
デリカ D:2の主な特長
広い
・全長3,710mm×全幅1,620mmのコンパクトなボディながら、全高を1,765mmとすることで、本格的なミニバン「デリカ D:5」を超える室内高1,345mm(「デリカ D:5」は1,310mm)とし、2,130mm(「G」グレード)の室内長と併せて、広々とした室内空間を実現。
・低床フラットフロアと前後席間のウォークスルーにより、前後左右に移動が可能な「Hウォークスルー」を実現。
便利
・狭い場所でも乗り降りや荷物の出し入れが容易な「後席両側スライドドア」を採用。(「S」グレードは両側電動、「X」「G」グレードは左側のみ電動)
・リヤシートには165mmの左右独立スライド機構や、ワンタッチで楽々とリヤシートバックを倒して荷室を拡大できるワンタッチフォールディング機構(「G」グレードを除く)などを採用し、多彩なシートアレンジを実現。居住空間と荷室空間を自在にアレンジし、フラットシートでくつろぐことも、長尺物や自転車などを積載することも可能とした。
・助手席シートアンダーボックスやラゲッジアンダーボックス、助手席アッパーボックス(保冷機能付)など豊富な収納スペースを用意した。
エコ
・1.2L DOHC16バルブ(可変バルブタイミング機構付き)と動力伝達効率に優れるCVTを組み合わせて採用、さらに、軽量なボディ(「G」グレードの2WD車で1,000kg)とすることで、コンパクトクラスのミニバンではトップレベルの低燃費22.5km/L(「G」グレードの10・15モード燃料消費率)を実現。全車でエコカー減税75%に適合した。
デリカ D:2の主なグレード
「G」(2WD)
エンジンスイッチ&キーレススタートシステムやイモビライザーなどの上級装備を搭載
「X」(2WD、4WD)
「G」グレードに対し、運転席&助手席SRSサイドエアバッグやオートエアコン、アルミホイールなどを追加装備
「S」(2WD、4WD)
「X」グレードに対し、後席両側電動スライドドアやディスチャージヘッドライト、フロントフォグランプなどを追加装備以上、全3グレードをラインアップした。
デリカ D:2のカラーリング展開
・パールホワイト(有料色:21,000円)、ブルーイッシュブラックパール、クラッシーレッドパール、アーバンブラウンパールメタリック、グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリックの全6色を展開
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