三菱自、電気自動車「i-MiEV」がドイツADACの衝突試験で高評価
三菱自動車は、新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』がドイツADAC(※1)が実施した衝突試験で高評価を得たことを発表した。
2011年1月19日(水)に公表されたADACの実施した「i-MiEV」の衝突試験結果によると、客室は十分な乗員保護スペースが確保され、床下のバッテリーパックにダメージもなく、さらに、高電圧システムの遮断装置も問題なく機能していることが確認された。
また、試験結果についてADACは
「ドイツで購入できる最初の量産電気自動車「i-MiEV」に対して今回実施した衝突試験内容は、オフセット前面衝突(64km/h、40%オフセット前面衝突)、およびオフセット後面衝突(1,400kgの車両相当の可動バリアによる80km/h、70%オフセットで衝突)といった、過酷な試験条件で行った。その結果、「i-MiEV」は、軽量でコンパクトな車体、そして高電圧のEVシステムを搭載しているが、従来のエンジン搭載車と同等の十分な衝突安全性能を有している。」
とコメントしている。
※1:ドイツのドライバーサポートを目的とした欧州最大の自動車連盟
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