三菱 エアトレックが大型化&EVになって中国で復活! 航続距離は約520kmの大容量バッテリーを搭載

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三菱自動車の中国資本である広汽三菱は、新型電気自動車(EV)「エアトレック」を2021年11月28日まで中国で開催されている広州モーターショーで世界初披露した。

中国では2014年からEVやプラグインハイブリッド車など新エネルギー車の普及に力を入れており、大都市を中心にEV需要が高まっている。こうした背景もあって、中国で初披露の運びとなったのだろう。

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  1. ダイナミックシールドを採用するなど三菱らしいデザイン!
  2. ボディサイズはエクリプスクロスとアウトランダーの中間に位置する
  3. 航続距離は最大520kmと十分なバッテリー容量を確保

ダイナミックシールドを採用するなど三菱らしいデザイン!

エアトレックは2001年から2005年まで日本で販売されていたクロスオーバーSUVだ。海外では「アウトランダー」の車名で販売されており、2005年に日本向けが廃止されて以降は海外同様アウトランダーとして販売されている。

今回、中国で発表された新型エアトレックは13年ぶりにSUVタイプのEVとして復活を果たした形となる。「Electric(電気自動車の「電気」)」「Expanding(カーライフの「拡張」)」「Expressive(三菱自動車らしさの「表現」)」という3つのキーワードからなる「e-crusing SUV」のコンセプトのもと、三菱の特徴的なデザインとも言える「ダイナミックシールド」やテールゲートの六角形モチーフなどを取り入れて力強い走りを想起させるスタイリングに仕上がっている。

ボディサイズはエクリプスクロスとアウトランダーの中間に位置する

ボディサイズは全長4630mm×全幅1920mm×全高1728mm。同じ三菱車で比較すると全長と全高はエクリプスクロス(全長4545mm×全幅1805mm×全高1685mm)とアウトランダー(全長4710mm×全幅1860mm×全高1740mm)の中間に位置するが、全幅は最も広い。ロングホイールベースと幅広い全幅によってゆったりと過ごせる広々とした室内空間となっている。

インテリアは開放感に優れ、前方視界が開けていることで悪路などでの運転姿勢も掴みやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。人が触れる部分にはソフトパッドを採用することで質感を高め、ステッチを細部にまで用いるなど高級で上質な居住空間を実現した。

航続距離は最大520kmと十分なバッテリー容量を確保

70kWhの駆動用バッテリーを搭載し、中国独自の自動車排ガス試験走行サイクル(中国CLTC基準)での航続距離は最大約520km。バッテリーをフロア中央に搭載することで低重心と理想的な前後重量配分となっている。

さらに軽量で高剛性なボディに最高出力135kW、最大トルク350Nmを発揮するモーター、インバーター、減速機を一つの軽量コンパクトなユニットとすることで、電気自動車ならではの力強く滑らかな走りとキビキビとした操縦性を際立たせている。

日本発売も期待したいSUVタイプのEVだ!

三菱というと、日本では2009年7月から2021年3月まで発売されていた「i-MiEV」など電気自動車の先駆け的な存在としても知られている。

今回発表されたエアトレックは世界的にも人気のあるSUVタイプのEVであることから、日本での発売も期待したい!

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

三菱/エアトレック
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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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