メルセデス・ベンツ 新型Cクラス発表! 価格は654万円〜で、注目はSクラス譲りの内装とセキュリティー機能にアリ
2021年6月29日(火)にメルセデス・ベンツ日本は新型Cクラス(セダン・ステーションワゴン)を発表。2021年7月下旬よりガソリン/ディーゼルモデルの予約をスタートさせる。注目は2021年にデビューした新型Sクラスにも似た内装やセキュリティー機能にある。価格は654万円〜708万円となり、納車時期は早くとも2021年秋の見込み。
新型Cクラスの納車は早くとも2021年秋の見込み。ステーションワゴンは2022年
メルセデス・ベンツ Cクラスは同社の中でもっとも売れている車種である。新型Cクラスもまた歴代モデルと同様にセダンとステーションワゴンをラインアップ。現行モデルに設定されているクーペやカブリオレといったスペシャリティモデルは追って発表される見込みである。
今回発表されたのはセダンのC200アバンギャルド、C200. 4MATICアバンギャルド、C220dアバンギャルド、そしてC350eアバンギャルドの4グレード。そしてステーションワゴンがC200 アバンギャルド、C220dアバンギャルドの2つのグレードと全6種をラインアップする。
ちなみに納車時期はセダンのC200とC220dは2021年秋、そして4MATICモデルとステーションワゴンは2022年初ごろとなる見込みだ。
Sクラスと同じ正方形モニター採用! ARナビなど注目の機能多数
新型Cクラスで注目すべきは冒頭にも述べた通り、内装にある。
新型Sクラスと同様に正方形に近いデザインの11.9インチのセンターディスプレイを採用。ドライバーズカーらしく、ディスプレイは運転席側に6度傾けられているため視認性もバツグンなのだ。
そしてメーターは12.3インチのフル液晶タイプとなるなど、Sクラスと同等の装備となるのだった。ちなみにエアコン吹き出し口は飛行機のエンジンをモチーフにデザインされている。
そしてARナビゲーションを採用している点も見逃せない。すでにEクラスや新型Sクラスにも採用されている技術である。これはモニター内にフロントカメラで捉えたリアルタイムの映像を映し、その中に矢印などのナビ情報が表示されると言うモノ。
指紋でエンジンスタート!? セキュリティー機能も充実
セキュリティー機能では新型Sクラス同様に指紋やドライバーの声、さらにはPINコードでエンジンスタートができる機能も搭載されている。これによりシートやステアリング、さらにはミラーの位置などを呼び出せるほか、お気に入りの音楽が再生されるといった至れり尽くせりの機能となっている。
後輪操舵で小回り性能バツグン
メカニズムにも注目したい。トランスミッションは、全車にISGとのマッチングを最適化した9速AT「9Gトロニック」を搭載。足まわりは、フロントに4リンクアクスル、リアにマルチリンクアクスルを採用。
新機能としては、後輪操舵機能「リアアクスルステアリング」を新型Sクラスに続き、オプション設定している点にある。このシステムにより、より機敏な走りが味わえるだけでなく、駐車時などの取り回しの良さも向上するのだ。
早くとも納車が9月以降とまだまだ時間を要する状況ではあるが、新型Cクラスもまた爆発的に売れそうだ。
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