国内市販化はある!? いすゞのイカツいピックアップ D-MAXがフルモデルチェンジ

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いすゞは、1トン積みピックアップトラック「D-MAX」をフルモデルチェンジし、2019年10月19日よりタイ国内で発売した。なお、日本での発売は明言されていないが、イカツいデザインは迫力満点。トヨタのハイラックスが市販化され根強い支持を集めていることから、D-MAXの市販化にも期待が高まるところだ。

目次[開く][閉じる]
  1. 日本では発売しないが、タイで幅広い支持を得ている「D-MAX」
  2. いすゞ D-MAXの主な特長
  3. D-MAX 主なグレードのスペック

>>格好良すぎる! 日本じゃ売らないD-MAXの内外装を見る

日本では発売しないが、タイで幅広い支持を得ている「D-MAX」

ピックアップトラックは、私的な乗用車として使うことができると同時に、商用車としても使用できる貨客兼用車だ。

そのピックアップトラックであるD-MAXは、タイにおいて幅広い支持を得ており、これまでにタイ国内において2019年度モストポピュラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップ、ベストライフピックアップを受賞するなどトップブランドとしての地位を確立してきた。

先代モデルは、たびたび東京モーターショーなどで一般公開されており、常にユーザーから国内市販化の声もあがる隠れた人気モデルだ。

いすゞ D-MAXの主な特長

今回のフルモデルチェンジでは、「Efficient and Robust」を開発コンセプトとし、燃費性能、安全性を高めつつ、多様な使用環境、様々な使い方に耐えうる車を目標に開発してきた。また、デザインも一新し、従来のピックアップ・トラックの常識を超えた新たなデザインを採用している。

ヘッド/テールランプが特徴的なエクステリア

エクステリアは、ウエッジの効いた分厚いボディシェイプでより強く、動きのあるシルエットを実現。ヘッドランプにBi-LEDプロジェクターランプを採用することで、シグネチャーランプとのコンビネーションで鋭い印象を与える。

また、テールランプには、ダブルLEDエッジライトを採用。フロント、リア共に個性的な外観を特徴付けた。

リアバンパーは、インテグレートステップバンパーを採用し、従来にない洗練された印象とした。

快適性・安全性を向上させたインテリア

インストルメントパネルは、中央に9インチディスプレーを配置した横基調のテーマを採用。シャープさと、豊かな面質のコントラストで印象的なデザインを実現した。

また、高く幅広くなったフロアコンソールにより、上級感のある見栄え、囲まれ感・コクピット感のあるインテリアデザインとなった。

フロントシートクッションに低反発のMDIウレタンを採用することで、長距離走行時の疲労低減を図った。他にもベルト装着を促すためのシートベルトリマインダーを装着、全車にむち打ち対応フロントシートを採用する等、安全性にも配慮している。

高出力エンジンを採用

エンジンは、定評ある4JJ1ディーゼルエンジン(排気量3L)をベースに新たに開発した4JJ3エンジンを採用。250MPaの高噴射圧、電制VGSターボ、遮熱コートピストン、ダブルシザーズギアの採用等により高出力、低燃費、低騒音を実現した。

RZ4Eディーゼルエンジン(排気量1.9L)も変速比の最適化、制御の改善により動力性能の向上を図った。

D-MAX 主なグレードのスペック

Crew Cab Hi-Ride 4×2 MT 車型

■全長:5265mm(リアバンパー込)

■全幅:1870mm

■全高:1790mm

■エンジン:4JJ3

■出力:140kW/3600rpm

■トルク:450Nm/1600-2600rpm

■排気量:2999cc

■トランスミッション:MVL 6MT

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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