三菱、デリカD:5の4WD車を一部改良
三菱は、デリカD:5 4WD車のエンジンやCVTの制御を見直して燃費を向上させ、平成22年度燃費基準+25%を達成し、エコカー減税を従来の50%軽減から75%軽減としたほか、新デザインのハイコントラストメーター&カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用するなどの一部改良をおこない、11月11日から全国の系列販売会社より発売する。メーカー希望小売価格(4WD車)は、2,667,000円から3,706,500円の設定となる。(税込)
■デリカD:5 4WD車の一部改良内容
1)燃費向上
・10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)を10.4km/Lから11.2km/Lに向上させ平成22年度燃費基準+25%を達成し、従来50%軽減であったエコカー減税を75%軽減とした。
2)インテリア
・新デザインのハイコントラストメーター&カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用し、視認性と質感を向上させた。(Mグレードを除く)
・「G(7人乗り)」グレードに、高級感を演出する本革シートをメーカーオプションで設定した(ベージュ内装仕様のみ)。
・「ROADEST」グレードに、黒調ヘアラインのセンターパネルを採用。さらに、エアコンコントロールダイヤルとドライブモードセレクトダイヤルにメッキリングを採用するなど質感の向上を図った。
3)機能
・坂道でのスムーズな車両発進を実現するヒルスタートアシストを採用した。
・急減速時、またはABS作動時に、ハザードランプを通常の2倍の周期で点滅させることで後続車に緊急制動を伝え危険を促す、ESS(緊急制動信号システム)を採用した。
・乗降時にポジションランプやヘッドライトを30秒間点灯させ、夜間の乗降に安心感をあたえる、ウェルカムライト、カミングホームライト機能を追加した。(Mグレードを除く)
4)ボディカラー
・ボディカラー展開を見直し、2トーンカラーは従来の6色から新色の「コズミックブルーマイカ/ミディアムグレーマイカ」「ライトブルーメタリック/ミディアムグレーマイカ」を含む5色に、モノトーンカラーは従来の6色から3色に、「ROADEST」グレードは従来の3色から新色「コズミックブルーマイカ」を加えた4色とした。
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