2010年型カマロ・トランスフォーマー特別仕様車を発表
シボレーは、2010年型カマロ・トランスフォーマー特別仕様を発表した。
シボレーは、新型カマロのファンと大ヒット映画「トランスフォーマー」とのコラボレーションカー、シボレー・カマロ・トランスフォーマー特別仕様を、7月22日、サンディエゴで開催中のコミック・コンベンション(Comic-con)で発表した。
シボレーの商品マーケティングディレクター、カレン・ラファティは「トランスフォーマー第1作目が大ヒットを記録した際に、数多くのユーザーから、バンブルビー仕様のカマロの販売について問い合わせを頂いた。そこで今回、新型カマロ・トランスフォーマー特別仕様をリリースすることになった。北米の街中が、一瞬にしてこのクルマの話題で持ちきりになるだろう」と語った。
EPA基準、高速モードで29mpgの燃費性能を持つV6エンジンのほか、Bluetooth電話接続、USB接続の各機能、XM衛星ラジオ、オンスターなど、トランスフォーマー仕様車には、21世紀のスポーツカーとしての装備が追加されている。
トランスフォーマーを手がけるハズブロ社のグローバルブランド責任者、サマンサ・ロモウは、「シボレーと共同作業ができることはたいへん嬉しい。トランスフォーマーのファンのためにカマロ・トランスフォーマー特別仕様を発売し、楽しんで頂けることに興奮している。ブラックのストライプに黄色のボディカラーのカマロは象徴的な存在で、バンブルビーというキャラクターを連想させるため、今回の特別仕様を開発することは、両社にとって自然なことだった」と語った。
カマロの迫力あるスタイリングばかりでなく、この特別仕様に用意されたユニークでさりげない装備は、真のトランスフォーマーのファンを魅了することになるであろう。
■2010年型シボレー・カマロ・トランスフォーマー特別仕様
・オートボットシールドエンブレム、運転席/助手席サイドパネル
・オートボットシールドエンブレム、ホイールセンターキャップ(4個)
・オートボットシールドエンブレム、室内センターコンソールの刺繍
・「トランスフォーマー」ロゴ、運転席/助手席ドアシルパネル
・「トランスフォーマー」ロゴ、エンジンフードラリーストライプ
・高光沢ブラックセンターラリーストライプパッケージ
・メーカー推奨パッケージ価格:995ドル
現在、シボレーディーラーでは予約を受け付けており、ラリーイエローのLTまたはSSのベースモデルに、オプションのRSアピアランスパッケージも選択できる。
カマロの3.6Lエンジンには可変バルブタイミングを使用し、性能を最適化すると同時に燃費を向上させている。最高出力は304hp(227kW)、最大トルクは273lb-ft(370Nm)(SAE値)である。この3.6Lエンジンには6速マニュアルトランスミッションを標準装備し、オプションでハイドラマチック6L50電子制御オートマチックトランスミッション(TAPシフトコントロール付き)が用意される。
また、高性能バージョンのカマロSSにはパワフルな6.2L V8エンジンを搭載。トランスミッションには6速マニュアルまたは6速オートマチックトランスミッションのいずれかが用意される。マニュアルトランスミッション車には、最高出力426hp(318kW)、最大トルク420 lb-ft(569Nm)(SAE値)を発揮するLS3エンジンが搭載される。このエンジンに組み合わされるのはTR6060 6速トランスミッションである。
また、SSモデルのオートマチックトランスミッション車には新型のL99 V8エンジンが使用される。このエンジンはLS3エンジンをベースとし、燃費を向上させるアクティブ・フューエル・マネジメントを装備している。最高出力は400hp(298kW)、最大トルクは410lb-ft(556Nm)(SAE値)である。組み合わされるトランスミッションはハイドラマチック6L80 6速トランスミッションで、燃費は25mpg(EPA高速、予測値)となっている。
なお、本文中表記の内容は本国の車両の仕様となっており、日本での導入に関しては現在準備を進めている。
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