アストンマーティン「新型DB11」がニュージーランドで行われた氷上試乗イベントでアジア太平洋デビュー
アストンマーティン「新型DB11」が、ニュージーランドで初開催された壮大なスケールの氷上をドライブする「On Ice」プログラムに登場し、アジア太平洋地域でデビューを果たした。このイベントでは、ニュージーランドの広大な自然の下で、世界中から参加した合計50人の参加者が、新型DB11を含む最新のアストンマーティン・ラインナップのスリリングなドライビングを楽しんだ。
2016年4月に開催が発表された「New Zealand On Ice」は、世界中の参加希望者からかつてない大きな反響を呼び、参加枠はすぐに予約で埋まってしまったという。
「New Zealand On Ice」は、アストンマーティンによる「Art of Living」プログラムの下で提供される最初のイベント。このプログラムは、最先端のテクノロジー、アイコン・デザイン、卓越したクラフツマンシップによる製品ラインナップと、真にビスポークなパーソナライゼーション・プログラムを実現するアストンマーティンの伝統を体験してもらう、稀有な機会を提供するものである。
参加者は、8月22日~28日に実施されたイベントで、「南半球走行試験場」の氷上走行施設に設営された雪と氷に覆われた様々なコースにおいて、アストンマーティン・スポーツカーのドライブを体験。プロのインストラクターによる指導の下、参加者はドライビング・スキルに磨きをかけ、アストンマーティン・ラインナップのダイナミックなパフォーマンスを堪能した。
なお、2017年にも同様のプログラムが開催される予定になっている。
アストンマーティン・アジア・パシフィック社長のパトリック・ニルソン氏は、「アストンマーティン DB11は、輝かしいDBの血統を受け継ぐ、きわめて重要なモデルです。今回のイベントでは、DB11がアジア太平洋地域でダイナミックなデビューを飾り、非常にユニークな環境で、お客様にこのパワフルなニューモデルを体験していただくことができました。DB11の最初のドライビング・インプレッションを聞き、ステアリングを握ったお客様の喜びの表示を見ることができて、大変嬉しく思っています。また、このイベントは、氷点下のニュージーランドにおいて、クルマが問題なく走行できるという、弊社の包括的なエンジニアリング・プログラムの優秀性を証明するものでもあります。DB11には、アジア太平洋地域全体から、かつてない程の大きな期待が寄せられています。この需要は、2017年を通して続くと期待されています」と述べた。
アストンマーティンの新時代のデザインを予見させるDB11は、DB2/4、DB5、そして最近ではジェームズ・ボンドのために特別に開発されたDB10と続いてきた、伝統の系譜を受け継ぐ最新のランドマーク・モデルで、DB11には、新鮮なデザイン・シグネチャーが散りばめられ、形態と機能の新たな関係を創造している。
アストンマーティンの方程式に則り、DB11のエンジンはフロントのボンネット下に搭載される。一方、他のモデルとは異なり、DB11の心臓部には、新開発された5.2リッターV12ツインターボ・エンジンが搭載される。
自社設計されたこの新エンジンは、608PSの最高出力と700Nmの最大トルクを発生。このエンジンを搭載するDB11は、史上もっともパワフルなロードゴーイングDBである。DB11は、0-100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度は322km/hに達し、ダイナミクスと加速の点でもDB史上最速となる。
DB11のメーカー希望小売価格は、2380万円から。日本でのDB11の納車は、2016年末からを予定している。
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