【MotoGP第3戦】マルケス、「アメリカズGP」で4年連続ポール・トゥ・ウイン！（写真72枚）
2位のロレンソを8秒も引き離し独走優勝！
4月10日、MotoGP 第3戦 アメリカズGPの決勝レースが行われた。前戦アルゼンチンGPから2戦連続でポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、2戦連続でポール・トゥ・ウインを達成。好スタートからオープニングラップを制すると、快調にラップを刻んで後続を引き離し、レース中盤は2番手を走るホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に約6秒の大量リードを築き、終盤にはその差を8秒まで広げる悠々の独走優勝を果たした。
これでマルケスは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)では、初開催の2013年から4年連続でポール・トゥ・ウインを達成。さらに過去に開催されていたラグナセカ、インディアナポリスを含み、米国大会で8連勝。Moto2時代を含めると、11年から10連勝という偉業を達成した。
ホンダ レースレポート
マルケスは、フリー走行、予選と順調にセットアップを進めた。決勝では、オープニングラップに何度か首位を入れ替えるも、レース前半にただ一人2分04秒台の快足ラップを刻んで見事ポール・トゥ・ウインを果たした。これでマルケスはMotoGPクラスで26勝目を挙げて歴代9位。通算では52勝とし、フィル・リードと並び歴代7位となった。
3戦を終えて2勝と3位を1回で総合首位をキープ。今大会2位で総合でも2位につけるロレンソに、21点差をつけてヨーロッパラウンドへと舞台を移すことになった。
予選20番手から決勝に挑んだMotoGPルーキーのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、3戦連続でポイント獲得の13位でフィニッシュ。今大会はフリー走行、予選と苦戦したが、粘り強い走りをみせた。カル・クラッチロー(LCR Honda)は、5番グリッドから決勝に挑み、7番手を走行していた8周目の11コーナーで転倒、再スタートを切ったがポイント獲得は果たせなかった。
そして、予選8番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、ロレンソ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)と2番手争いのグループを形成したが、7周目の1コーナーでバランスを崩して転倒。マシンが前を走るドヴィツィオーゾのマシンに当たってしまい、ドヴィツィオーゾは転倒リタイアとなってしまう。ペドロサは再スタートを切ったが、11周を終えた時点でピットに戻りリタイアに終わっている。
なお、ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、初日の転倒で体調が不十分のため欠場となった。
決勝リザルト
（１）#93 マルク・マルケス（ホンダ）
（２）#99 J.ロレンソ（ヤマハ）
（３）#29 A.イアンノーネ（ドゥカティ）
（４）#25 M.ビニャーレス（スズキ）
（５）#41 A.エスパルガロ（スズキ）
（６）#45 S.レディング（ドゥカティ）
（７）#44 P.エスパルガロ（ヤマハ）
（８）#51 M.ピロ（ドゥカティ）
（９）#8 H.バルベラ（ドゥカティ）
（10）#6 S.ブラドル（アプリリア）
（11）#19 A.バウティスタ（アプリリア）
（12）#50 E.ラバティ（ドゥカティ）
（13）#53 ティト・ラバト（ホンダ）
（14）#68 Y.ヘルナンデス（ドゥカティ）
（15）#76 L.バズ（ドゥカティ）
（16）#35 カル・クラッチロー（ホンダ）
（17）#38 B.スミス（ヤマハ）
（RT）#26 ダニ・ペドロサ（ホンダ）
（RT）#4 A.ドヴィツィオーゾ（ドゥカティ）
（RT）#46 V.ロッシ（ヤマハ）
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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