ヘルメットなしでも乗れちゃう!3輪バイク「Can-Am Spyder F3」が日本上陸
BRPジャパンは、前2輪後1輪の独自構造(Yアーキテクチャー)をもつ「Can-Am Spyder」の日本市場第2弾となる、新型「Can-Am Spyder F3」の国内販売を5月より開始する。
世界で初めてスノーモービルを発明したBRP社がスノーモービル、水上オートバイ、4輪バギー(ATV)に次いで、オンロード(舗装路)に進出。これまでにない新たな走りを楽しむというコンセプトのもと誕生したのが、前2輪後1輪の独自構造「Yアーキテクチャー」をもつ「Can-Am Spyder」。
2014年に日本に上陸した「Can-Am Spyder RT」に続く第2弾モデル、新型「Can-Am Spyder F3」は、ネイキッドの力強いデザインと独特の低い重心、ダイナミックでスポーティなライディングを楽しめるパフォーマンス性を特徴としている。
また直列3気筒のRotax 1330 ACEエンジンを搭載し、優れた馬力とトルクを発揮する「Spyder F3」は、ペグポジションを調整しハンドルバーのオプションを選択することでライダー独自の個性とラインディングスタイルをカスタマイズできる「UFITシステム」を、3輪モーターサイクルとして世界で初めて採用した。BRPの幅広いアクセサリーとの組み合わせにより、ライダーは好みのカスタマイズマシンを作りだすことが可能。
主な特徴
・Rotax 1330 ACE 直列3気筒高トルクエンジン:全てのギアで高トルク応答を実現。独特のハスキーな排気音を奏でる。さらに、メンテナンスの必要性が少ないため、コストパフォーマンスに優れたライディングを楽しむことができる。
・6速トランスミッション、マニュアルまたはセミオートマチック(後退ギア付き):従来式のマニュアルクラッチ、フットシフターで操作するタイプとパドルシフトタイプのセミオートマチックが設定されている。
・車両スタビリティシステム(ABS、トラクション制御、安定性制御):Boschと共同開発したVSSは、自動車業界から実証済みの技術を取り入れ、Yアーキテクチャーと融合させることで劣悪な状況においても確実で信頼性の高い制御性を生み出す。
・ダイナミックパワーステアリング(DPS):DPSは電子的に制御され、ライダーの操舵に様々なレベルの補助を与える。このシステムは速度変化に追従し、さらに操舵角と加速度も織り込んでいるため、どのような状況やスピードでも常時ライダーに快適さと制御性を与えてくれる。
・盗難防止システム:デジタル暗号化セキュリティシステム(D.E.S.S.)は、正しくコーディングされた電子キーがなければCan-Am Spyderを操作できなくするもの。
・高性能 BREMBOブレーキシステム:世界をリードするブレーキテクノロジーを採用し、Can-Am Spyderのために特別に設計された高性能ブレーキが、どのようなときでも優れた制動力と安定した性能を発揮する。
・FOX PODIUM ショックアブソーバー:路面の起伏を十二分に吸収、快適な乗り心地を提供する。
・フロントストレージコンパートメント(24.4L):施錠付き防水フロントストレージが荷物を収納し、安全に保護する。
・チューブ状のフレーム:BRP Can-Am ATV(全地形万能車)で定評ある、サラウンディングスパーテクノロジーフレームの更新バージョンはBRP独自の技術であり、軽量化を図りながら同時により少ない部品点数でより高い耐久性を実現するために設計されている。このシャーシが、Spyder F3の重心を落とし、魅力的な操舵性に貢献している。
・UFITシステム:Spyder F3のみが装備する世界初のUFITシステムは、ライダーが身長に合わせてペグ(フットレスト)の位置(5段階)を調整し、さらに好みのライディングスタイルに合わせてハンドルバー(ストックバーを含めて4種類)を選ぶことで、自分にぴったりのラインディングをカスタマイズできるシステム。
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