日産「スカイライン 200GT-t」に“ダイレクトアダプティブステアリング”などをオプション設定
アクティブレーンコントロールもオプション設定
日産は、「スカイライン 200GT-t」にメーカーオプションにて「ダイレクトアダプティブステアリング&アクティブレーンコントロール」を設定し、11月13日より発売開始した。
スカイライン 200GT-tは、2014年6月の発売以降、力強く低燃費で軽量な「次世代ターボチャージャー付ガソリンエンジン」の走りや躍動感のあるデザイン、全方位の安全性能などがユーザーから好評を得ている。また、その高い安全性能が評価され、JNCAPの予防安全性能アセスメントで満点の先進安全車プラス(ASV+)を獲得した。
今回、スカイラインのハイブリッド車に搭載されている「ダイレクトアダプティブステアリング&アクティブレーンコントロール」を、「200GT-t Type P」と「200GT-t Type SP」の2つのグレードにメーカーオプションとして設定した。価格は324,000円(消費税込)とした。
ダイレクトアダプティブステアリングは「2015年次RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞
「ダイレクトアダプティブステアリング」は、ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵する世界初のステアリングシステムで、応答遅れのないクィックなハンドリングと高い直進安定性による安心感をドライバーに提供する。
さらに、「ダイレクトアダプティブステアリング」を選択することで同時に設定される「アクティブレーンコントロール」は、70km/h以上での高速走行時に車線(白線)に対する車両の向きをカメラで検知し、タイヤの角度と操舵反力を微調整する世界初の技術で、高速走行時の直進性をさらに向上している。
今回のオプション追加により、ドライブモードセレクターの「パーソナルモード」で選択できるカスタマイズバリエーションが12通りから72通りへ拡大した。エンジン・トランスミッション・ステアリング(操舵力、操舵応答性)・アクティブレーンコントロールの組み合わせを選び、ユーザーの好みに合わせた設定を作ることが可能。
また、この「ダイレクトアダプティブステアリング」は、従来にない快適・安全なハンドリング性能の実現とともに、その機構から将来の自動運転を実現するための重要な技術であるとして評価され、特定非営利活動法人(NPO)「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)」が主催する顕彰制度「RJCカーオブザイヤー」において、「2015年次RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞した。
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