富士通テン、2013年度の営業利益は2期連続で黒字・増益に
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富士通テン株式会社は、2013年度の決算概況を発表した。
同社の発表によると、2013年度の売上高は+569億円の3,033億円と、2007年度以来6期ぶりの増収となった。なお、売上高3,000億円超は2008年度の3,126億円以来、5期ぶりという。営業利益は+12億円の37億円と2期連続で黒字・増益となっている。
同社では増収の要因について、北米や日本を中心とした車販売増や円安基調を受け、前年度比+569億円の増収を達成したとしている。
また、営業利益が前年度比で12億円の増益にとどまった理由としては、インド・インドネシアへの生産拠点構築や開発機種・ソフトウェア開発規模増大などの投資増加によるという。
富士通テンでは今後の取り組みとして、アセアン地域など成長市場での販売量拡大とともに付加価値の高い商品開発の強化と地域・顧客の更なる拡大を図り、自動車メーカーとの連携も強化し着実な開発と品質の確保に取り組むとしている。
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