日産、米国スポーツカーレース復帰戦のデイトナ24時間で5位フィニッシュ
日産は米国スポーツカーレース復帰の初戦として、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権の開幕戦デイトナ24時間に参戦した。高いバンクが特徴的なデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでは、オフィシャルパートナーチームのマッスルミルク・ピケットレーシングが5位でのフィニッシュを果たした。
日産エンジン搭載車両では、OAKレーシングのオリビエ・プラ選手、ロマン・ルシノフ選手、グスタボ・ヤカマン選手、オリビエ・ウェッブ選手が、8位でフィニッシュし、日産勢の両マシンがトップ10に入った。このレースで、2台の日産勢はさらに上位でフィニッシュできるポテンシャルを見せていたが、速度違反によるペナルティやパンクなどの不運に阻まれてのこの順位。表彰台も狙えただけに悔しい結果となった。
また、高いバンクのセクションでは全開で走り抜けるため1周あたり1秒速いタイムを刻むデイトナ・プロトタイプのマシンに比べ、日産の両マシンは直線のスピードで不利な戦いを強いられることとなった。この日のレースは、アクション・エクスプレス・レーシング・デイトナ・プロトタイプのジョアオ・バルボサ選手、クリスチャン・フィッティパルディ選手、セバスチャン・ボーデ選手が総合優勝を果たした。
マッスルミルクの次の参戦は、3月12~15日に開催されるセブリンク12時間。チームは、2月20~21日に行われる恒例のセブリンクでのウィンターテストにも参加する予定だ。ニスモグローバルドライバーエクスチェンジの一環として、日産のインターナショナルドライバーもマッスルミルク・ピケットレーシングから、セブリンクとロードアトランタでの耐久レースに参戦する。
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