ポルシェ、新型911カレラ 4WDモデルの予約受注を開始
ポルシェ ジャパンは、ニュー911カレラ 4/カレラ4S クーペ並びにカブリオレの予約受注を8月29日(水)より開始する。
新しい4WDシステムを搭載した911は、911カレラ4と911カレラ4Sのそれぞれに対しクーペとカブリオレが用意される。
911カレラ4/911カレラ4Sは、改良型の4WDシステムを搭載している点以外は、軽量ボディ、デザイン、サスペンション、エンジン、トランスミッション等、後輪駆動モデルと同一のものを採用する。これにより、このニュー911カレラ4では、車量重量が最大で65kg軽量化されており、高性能エンジンにより走行性能が向上、その上、各モデルともに燃料消費量は先代モデルに比べて16%抑えられている。
また、新型911は、これまでの後輪駆動モデルに比べてリアのホイールハウスが外側に左右それぞれ22mm拡大、リアのタイヤサイズも10mmワイドになっている。
クーペモデルには、7速マニュアルトランスミッションとポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が用意され、カブリオレモデルにはPDKが用意されている。
911カレラ4 クーペは、最高出力350PSを発生し、0~100km/h加速のタイムがわずか4.5秒(カブリオレ:4.7秒)で、最高速度は285km/h(カブリオレ:282km/h)に達する。また、PDK仕様車の燃料消費量(NEDC)は、クーペモデルの場合が8.6リッター/100km(CO2排出量:203g/km)で、カブリオレモデルの値は8.7リッター/100(CO2排出量:205g/km)となっている。
これに対して911カレラ4Sのクーペとカブリオレは、排気量3.8リッターの水平対向エンジンをリアに搭載し、400PS(294kW)の最高出力を発生。0~100km/h加速のタイムは4.1秒(カブリオレ:4.3秒)をマークし、最高速度は299km/h(カブリオレ:296km/h)を達成する。
PDK仕様車の燃料消費量(NEDC)は、クーペモデルの場合が9.1リッター/100km(CO2排出量:215g/km)で、カブリオレモデルの値は9.2リッター/100(CO2排出量:217g/km)。
911カレラ4シリーズのデビューに合わせ、ポルシェはアダプティブクルーズコントロール(ACC)を全てのモデルにオプション設定。このACCは前走車との車間距離を一定に保つために、自車の速度を調節するシステム。PDK仕様車にこのACCを装着した場合は、安全性を向上させるための機能であるポルシェ アクティブセーフ(PAS)が追加される。
ポルシェ 新型911カレラの4WDモデルは、2012年9月末に開幕するパリ国際モーターショーで初公開されたのち、2012年の年末よりドイツより、順次納車予定。
ニュー911カレラ 4、911カレラ4S カブリオレ 車両本体価格
車種 | トランスミッション | ハンドル | 販売価格(消費税込) |
---|---|---|---|
911 カレラ 4 | 7速 MT | 左 | 12,650,000円 |
7速 PDK | 左/右 | 13,400,000円 | |
911カレラ4 カブリオレ | 7速 PDK | 左/右 | 14,840,000円 |
911カレラ4S | 7速 MT | 左 | 15,340,000円 |
7速 PDK | 左/右 | 16,090,000円 | |
911カレラ 4S カブリオレ | 7速 PDK | 左/右 | 17,740,000円 |
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