『インフィニティ』が、中国の襄陽工場での生産を発表
日産の中国における合弁会社「東風汽車有限公司」(以下、DFL)と襄陽市は、2014年より中国で生産されるインフィニティモデル2車種を、DFLの襄陽工場(湖北省)で生産すると発表した。
DFLは襄陽工場へ20億人民元(3億1,500万米ドル)を投資し、中国ユーザーの需要増大に対応していく構え。襄陽工場では現在「ティアナ」と「ムラーノ」を生産しており、生産能力を現在の13万台から25万台にまで増強する計画を明らかにした。
2007年に中国に投入されたインフィニティブランドは、成長を続ける中国のラグジュアリーセグメントの製品ラインアップの強化、販売網の拡充を狙っていく考えだ。
襄陽工場で生産される2車種の車種名については後日発表予定。
日産(中国)投資有限公司のアレン・ルー インフィニティ事業部総経理は、「現地生産により、中国のお客さまにインフィニティモデルをより身近に感じて頂けるようになり、ブランド認知度も向上するでしょう。中国での現地生産の開始が、2016年までにグローバルでの販売台数を50万台に増加させるという私たちの意欲的な目標を達成するための重要な一歩となることを確信しています。」とアピール。
また、DFLの中村公泰総裁は、「インフィニティをDFLの襄陽工場で現地生産することは私たちにとって大きなマイルストーンとなります。これは、DFLがここ中国で、インフィニティのマザープラントである栃木工場と同等レベルの世界最高の品質を持ったラグジュアリーモデルを生産することができることを証明しています。」と述べている。
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