トヨタ カローラスポーツ 実燃費レポート|1.2リッターターボ 6速MTの実力を試す(4/6)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:和田 清志・永田 恵一
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カローラスポーツ 実燃費レポート|高速道路編

■カローラスポーツ 高速道路での実燃費:19.2km/L

高速道路 実燃費カタログ燃費 WLTCモード

カローラスポーツ 1.2ターボ

19.2km/L

17.7km/L(WLTCモード)

MAZDA3 セダン 2.0

18.3km/L

18.2km/L(WLTCモード)

カローラスポーツ 1.2ターボMTは、高速道路で19.2km/Lというミドルクラスのガソリンエンジン車として申し分のない燃費を記録した。

高速道路編ではカローラスポーツ1.2ターボMTの動力性能、先行車追従型のアダプティブクルーズコントロール(ACC)を使った印象を中心に報告する。

動力性能は1.6リッターのNAと同等で、出力特性とエンジンフィールはエンジン回転の上昇に伴いレッドゾーンの6000回転まで普通に回るという印象で、特筆すべきことはない。

なおトップギアの6速で時速100キロ走行時のエンジン回転は2000回転だった。

シフト操作しても継続されるACC

カローラスポーツのACCは、MT用だと時速30キロ以上での作動のため高速道路や、自動車道路用ということになるが、三段階から選べる車間距離は適切で、加減速もスムーズと申し分のない完成度を備えていた。またACC作動中にシフト操作をしてもACCは継続される点にも好感を持った。

LDAの作動も適切

操舵の運転支援に関してはカローラスポーツの1.2リッターMTはLDA(レーンデパーチャーアシスト)なので、レーンをキープするためではなく車線逸脱を防ぐために操舵を行うというものになるが、こちらも適切な作動をしていた。

1つ気になったのはロードノイズが大きいことが挙げられるが、これはテスト車が前述したように18インチのスポーツタイヤ、しかも40扁平のタイヤを履いているのを考えれば、やむを得ないだろう。

>>カローラスポーツ 実燃費レポート|総合実燃費編[次ページへ続く]

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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