メルセデス・ベンツ 新型Aクラス 実燃費レポート|A180スタイル 1.4リッター ガソリンターボの実燃費を徹底検証!(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田 恵一・小林 岳夫
新型Aクラスの実燃費を徹底検証!
今回の燃費テストでは、2018年12月に登場したメルセデス・ベンツ 新型Aクラスを起用。新型Aクラスは、「Hi、メルセデス」の掛け声にクルマが反応し、各種操作が可能なMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)の採用などで、話題を呼んだ5ドアハッチバックモデルだ。
メルセデス・ベンツ 新型Aクラス A180スタイル 実燃費レポート 目次
起用グレード
燃費テストに起用したグレードは、A180系の上級グレードとなるA180スタイル(車両本体価格369万円)。
ちなみに現在日本では、1.4リッター ガソリンターボエンジンに7速DCTを組み合わされるA180系と、2リッター ディーゼルターボに8速DCTを組み合わせるA200dがラインナップされている。
※テスト車はオプションとなる運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」(24万5000円)と、カーナビ(18万4000円、モニターとMBUXは標準装備される)を装着。
燃費テスト 概要
燃費テストは2019年5月13日の11時半頃に開始し、19時頃帰京するというスケジュールで実施。天候は晴れ時々曇り、最高気温22度と過ごしやすい気候だった。交通の流れは比較的スムースだった。
新型Aクラス A180スタイル|実燃費 | 新型Aクラス A180スタイル|カタログ燃費 | |
---|---|---|
市街地 | 14.4km/L | 10.1km/L |
郊外路 | 16.9km/L | 15.6km/L |
高速道路 | 22.7km/L | 18.5km/L |
総合 | 17.6km/L | 15.0km/L |
新型Aクラスは輸入車のため、燃料はレギュラーガソリンより10円ほど高いハイオクガソリン指定という不利はあるが、その点を考慮しても日本車ではマツダ 3やスバル インプレッサ、輸入車ではVW ゴルフやボルボ V40といった競合が揃うミドルクラスのガソリンエンジン車において、全走行パターンで抜群の燃費を記録した。
ここからは市街地編、郊外路編、高速道路編、の各章で詳細なレポートを記載していくので、参考にしていただければ幸いだ。
>>メルセデス・ベンツ 新型Aクラス A180スタイル 実燃費レポート|市街地編[次ページへ続く]
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