レクサスが最高峰SUV「LF-1 Limitless」を2020年に量産か|LS、LC共にレクサス3本柱へ(2/2)

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自動運転や独特のHMIとなる4Dナビゲーション

ローズゴールドとカッパーシルバーに輝く車内は、確かにコンセプトモデルなのだが、”量産間近”という雰囲気がプンプンする上質な空間だ。

注目の装備としては、フロントガラス全体がドライバーとクルマとの接点となる、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)という考え方を取る。これを4Dナビゲーションと称した。

もちろん、自動運転技術も搭載予定。量産が期待される2020年前半には、トヨタがアーバンチームメイトと呼ぶ一般公道向けの自動運転の実用化を狙う時期と重なる。LF-1リミットレスでは当然、いわゆるレベル4の高度な自動運転が可能になるだろう。

ただし、こうしたゴージャスな外観と内装を目の当たりにしてしまうと、このクルマを自動運転だけで走らせるのは「もったいない」。「自分自身で意のままに操ってみたい」という熱い想いが心の底から沸き上がってきた。

レクサスの真骨頂、「アメイジング・エクスペリエンス」。さらなる極みを求めていま、走り出した。

[Text:桃田健史]

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

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