マツダ ロードスターは運転スキルを問わずに楽しめる!? その魅力に迫る | 新米編集部員がMT車に乗ってみた!
- 筆者: 磯田 薫
冬だ! だからこそ“オープンカー”でしょ
ついに3回目を迎えた私、新米編集部員Iの不定期連載(第1回・第2回をご覧いただいた皆さん、ありがとうございました!)。今回はマツダ ロードスターのMT車に試乗させていただきました。
2月某日の夜と早朝に2回試乗したのですが、どちらの日も真冬らしい寒さとなりました。しかし同乗したM副編集長は、試乗の直前に「オープンカーなんだから」と、幌をオープンにします。運転中寒くて仕方なくなるパターンでは…と不安になりながらのスタート。はてさて……。
マツダ ロードスターとは
2人乗り・FR(フロントエンジン・リアドライブ)といった特長を持つ、「人馬一体」がコンセプトの小型オープンカー。初代モデルの登場から今年で生誕30週年を迎えるロングセラーモデルです。幌の屋根が備わる通常モデルの他に、メタルトップの「ロードスター RF」の設定もあります。
意外と寒くない! 冬のロードスターは快適に楽しめる
屋根を開けて走ること十数分。おかしいぞ、意外と寒くない! ということに気が付きました。今回試乗したモデルは、シートヒーターが未装着の仕様。しかし、シートヒーターがなくても全く問題ない程度の寒さです。そして、その印象は一般道から首都高へ移っても変わりません。
私が寒くないと感じた理由は、マツダ ロードスターは風の巻き込みが非常に少ないためでした。エアロボードの装着をはじめ、巻き込みを最小限にするよう設計されているので外気が車内へ入りにくい、という訳なのです。そのため、ある程度速度を出した状態でも車内は非常に快適です。特に、高速道路走行中に暖房の風を感じたことや、車内で声を張らずに会話ができたことは驚きでした。
また、意外と寒くないという理由だけではなく、冬は空気が澄んでいる(ように感じられる)ことから、スッキリとした気分で運転を楽しむことができます。
冬にオープンカー、かなりオススメです。
運転下手をサポートするロードスターの穏やかな乗り味
さて、肝心のロードスターに乗った感想ですが、印象的だったことは、目から入る情報量の多さでした。周囲の様子がよく見えて、さらに着座位置が低いことから、走行中に目に飛び込んでくる情報が、他の車と比較して多いような錯覚を受けました。
当然スピード感も感じやすく、気をつけないと意図していないような低い速度になっていた、なんてこともしばしば……。
しかし、そんな場面でも精神的に支えてくれたのは、クイック過ぎないロードスターのハンドリングでした。普段はハンドルの修正舵を多く当ててしまいがちな私ですが、ロードスターの場合は修正舵が少なめになっているのが、自分自身でも感じられます。クラッチも、まだまだ雑な私のクラッチ操作も受け止めてくれる、扱いやすいものでした。
見た目は純・スポーツカーですが、乗り味は穏やか。丁寧な操作を心がければ、運転初心者でも安心して運転しやすいモデルです。
一人でも多くの人に体験してほしいロードスターでのドライブ
実はこれが初のロードスター体験だった私。個人的に「憧れのモデル」という印象だったものが、親しみやすささえ感じる1台へと変化しました。
冬の澄んだ空気の中、自分のペースでロードスターを走らせる体験は、何ものにも代え難いものです。購入する、レンタカーを利用する、など何らかの方法で一人でも多くの方に体験していただきたいなあ、と感じます。
さてこの不定期連載、次回はイタリアの国民的コンパクトカーのMT車の試乗記をお届けする予定です。お楽しみに!
[筆者:磯田 薫(オートックワン編集部)]
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