ホンダ N-BOXのリセール率は3年落ちで78.3%! 損をしないグレード・ボディカラーは?
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:茂呂 幸正/本田技研工業
ホンダ N-BOX(3代目)は、軽四輪車の新車販売台数で11年連続の首位を守っているクルマです。
ただ、いざ買うとなると「数年後にいくらで売れるのか」「どのグレードなら損をしないのか」も気になりますよね。
この記事では、月間申込数10万件(2026年8月実績)の「MOTA車買取」の独自データから、3代目N-BOXのリセール率と平均査定額を調べました。経過年数・グレード・ターボの有無・駆動方式・ボディカラー・走行距離の6つに分けて見ていきます。
値落ちしにくいグレードを探している方は、ぜひ参考にしてください。
1〜3年落ちのリセール率と平均査定額
2023年10月に発売されたホンダ N-BOX(3代目)について、走行距離3万km以内・修復歴なしの条件で、1年落ちから3年落ちまでの平均査定額とリセール率を集計しました。
| この章の調査概要 | |
|---|---|
対象車種 | ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2023〜2025年式・走行3万km以内・修復歴なし |
集計期間 | 査定日2025年9月7日〜2026年8月31日 |
集計時点 | 2026年9月 |
データ | MOTA車買取の査定実績データ |
算出方法 | 1台ごとに査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込)を計算し、その平均を掲載。メーカーオプションは含まない |
リセールバリュー(値落ちのしにくさ)の意味や計算方法、なぜ車種で差が出るのかを詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
3年落ちのリセール率は78.3%、平均査定額は約147万円
| 経過年数 | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
1年落ち | 79.06% | 約159万円 |
2年落ち | 78.25% | 約153万円 |
3年落ち | 78.29% | 約147万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2023〜2025年式・走行3万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月7日〜2026年8月31日/集計時点:2026年9月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/1年落ちは2025年式、2年落ちは2024年式、3年落ちは2023年式を対象とした単年式の集計/走行3万km以内で上限をそろえていますが、区分内の平均走行距離は1年落ち9,866km・2年落ち15,810km・3年落ち19,919kmで、年式間の差には走行距離の違いも含まれます/1〜2年落ちの2024〜2025年式にはリセール率の高いJOYが含まれ、2023年式には存在しないため、年式間の差にはグレード構成の違いも含まれます/2023年式には先代(JF3・JF4型)が混在するため型式で判別し、3代目のみを集計/型式で世代を判別できない車両は除外/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています/新車価格は各年式に対応した車両本体価格で、2026年7月17日のマイナーチェンジ後の価格は含みません/軽自動車リセールバリューランキングでは世代を分けず2022〜2023年式の2年分を「3年落ち」として集計しているため、同じ表記でも本記事とは数値が異なります
リセール率は購入当時の新車価格と比べた数字で、N-BOXの3年落ちは78.29%。買ったときの価格の8割近くが査定額として戻る計算です。
なお2026年7月17日のマイナーチェンジで新車価格が改定され、上位グレードは9インチナビとETC2.0の標準装備化にともなって30万円以上引き上げられています。
そのため、改定後の価格で購入した場合のリセール率は、この数値より低く出る可能性があります。
N-BOXは1年落ちと3年落ちでリセール率の差が0.8ポイント
1年落ちのリセール率は79.06%、3年落ちは78.29%でした。率で比べると、1年落ちと3年落ちの差は0.8ポイントにとどまります。N-BOXのリセール率は、1年落ちから3年落ちまでのどの時点でもほぼ同じ水準でした。
一方、平均査定額は1年落ちの約159万円から3年落ちの約147万円まで、約12万円下がります。これは、新車価格が年式ごとに引き上げられているため。率がほぼ同じでも金額には差が出ます。
戻ってくる割合で見れば、1年で手放しても3年乗ってから手放しても大きくは変わりません。売り時を年数で焦る必要はないでしょう。
ただし、年式をそろえて走行距離で分けると、差は大きく出ます。距離帯ごとの数値は後半の章で解説します。
N-BOXの予算を決めるには頭金の試算も必要
ここまでで、N-BOXが値落ちしにくいことは見えてきました。
グレードやオプションを比べる前に、決めておきたいのが予算です。
頭金を今のクルマの売却代金にあてるつもりなら、まず売却額が分からないとローンの組み方も決まりません。
今の愛車がいくらで売れるか分かれば、次に買いたい車の予算もグッと立てやすくなります。
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グレード別のリセール率
3代目N-BOXは、標準ボディとカスタム、そしてJOYの3つに大きく分かれます。
標準ボディには「ファッションスタイル」、カスタムには「コーディネートスタイル」が加わり、選べるグレードは5つです。
グレードによってリセール率に差は出るのでしょうか。
JOYは2024年9月27日発売のため、3年落ちの対象となる2023年式には存在しません。
そのため今回は、5つのグレードがそろう2024〜2025年式・走行1万km以内で条件をそろえて集計しました。
N-BOX JOYのリセール率は84.9%で、カスタムを4.6ポイント上回る
| グレード | リセール率 |
|---|---|
JOY | 84.92% |
カスタム | 80.30% |
コーディネートスタイル | 79.45% |
標準ボディ | 79.15% |
ファッションスタイル | 78.34% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2024〜2025年式・走行1万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月7日〜2026年8月31日/集計時点:2026年9月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/N-BOX JOYは2024年9月27日発売のため2023年式には存在せず、5つのグレードがそろう2024〜2025年式を対象としています/「ファッションスタイル」は標準ボディ、「コーディネートスタイル」はカスタムのグレードで、新車価格が異なるためそれぞれ分けて集計しています/グレード間で平均走行距離がそろうよう走行1万km以内に限定しています(平均走行距離は6,957〜7,571km)/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています
5グレードで最も高いのはJOYの84.92%で、2位のカスタム80.30%との差は4.6ポイントです。JOYは2024年9月発売の新しいグレードですが、その分を差し引いてもこの差は残ります。
値落ちのしにくさを重視するなら、JOYを選んでおくのが安心です。
N-BOXのJOY以外の4グレードは2.0ポイント以内に収まる
JOYを除くと、カスタムが80.30%、コーディネートスタイルが79.45%、標準ボディが79.15%、ファッションスタイルが78.34%でした。
最も高いカスタムと最も低いファッションスタイルの差は1.96ポイントで、金額にすると数万円程度です。JOY以外で迷っているなら、リセール率は気にしなくてよいでしょう。外観の好みや必要な装備で選んで差し支えありません。
グレードごとの装備と価格の違いはこちらで解説しています。
ターボ・駆動方式別のリセール率
ターボと4WD(4輪駆動)は、どちらも新車価格に上乗せがかかる仕様です。上乗せした分は、売るときにどれくらい評価されるのでしょうか。
N-BOXのカスタムはターボと自然吸気でリセール率の差が0.7ポイント
| パワーユニット | リセール率 |
|---|---|
ターボ | 80.84% |
自然吸気(ノーマル) | 80.12% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2024〜2025年式・走行1万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月7日〜2026年8月31日/集計時点:2026年9月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/ターボと自然吸気の両方が十分な台数そろうカスタムに限定した集計で、コーディネートスタイルは含めていません。3代目ではJOYにもターボの設定がありますが、自然吸気との比較に必要な台数がそろわないため対象外としています/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています
ターボと自然吸気(ノーマル)の両方が十分な台数そろうカスタムに絞って比べると、リセール率はターボが80.84%、自然吸気が80.12%でした。
N-BOXのカスタムでは、ターボと自然吸気のリセール率の差が0.7ポイントしかありません。つまり、売却時の評価という面では差がつかないので、走りの好みで選んで問題ありません。
なお、上り坂の多い地域に住んでいる方や、高速道路を使った移動が多い方は、ターボを検討するとよいでしょう。
N-BOXの4WDはFFよりリセール率が3.7ポイント低い
| 駆動方式 | リセール率 |
|---|---|
FF | 80.55% |
4WD | 76.84% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2024〜2025年式・走行1万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月7日〜2026年8月31日/集計時点:2026年9月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/駆動方式は5つのグレードすべてを対象とし、型式で判別してJF5型をFF、JF6型を4WDとしています/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています
駆動方式で比べると、N-BOXの4WDはFFよりリセール率が3.7ポイント低くなります。
4WDは新車価格が高いぶん売却時の査定額も高くなりますが、購入時に上乗せして払った金額は査定で回収しきれません。
つまり、トータルの出費で見ると4WDを選ぶ方が損をしてしまいます。雪道などでどうしても必要な方以外は、迷わずFFを選ぶのがおすすめです。
ボディカラー別のリセール率
N-BOXは特別塗装色を含めて色の選択肢が多いモデルです。好きな色にしたい一方で、売るときに損をしないかが気になる方もいるでしょう。
N-BOXのボディカラーによるリセール率の差は4色で2.7ポイント
集計台数が確保できたのは、グレー系・ホワイト系・ブルー系・ブラック系の4色です。表には参考値の5色も含みます。
| ボディカラー | リセール率 |
|---|---|
ブラウン系※ | 85.68% |
グリーン系※ | 84.23% |
グレー系 | 82.09% |
ホワイト系 | 80.52% |
ブルー系 | 79.89% |
ブラック系 | 79.36% |
シルバー系※ | 78.21% |
イエロー系※ | 77.34% |
レッド系※ | 71.79% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2024〜2025年式・走行1万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月7日〜2026年8月31日/集計時点:2026年9月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/ボディカラーは査定データの色区分による分類で、メーカーが設定する車体色の名称ではありません/ホワイト系はパール系と合算しています/※印のブラウン系・グリーン系・シルバー系・イエロー系・レッド系は集計30件未満のため参考値です/集計10件未満の色区分と、色区分が「その他」の車両は掲載していません/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています
この4色であれば、リセール率に大きな差はありません。とくに定番の「ホワイト」と「ブラック」で迷っているなら、売る時の損得は気にせず、純粋に好きな色を選んで全く問題ありません。
走行距離別のリセール率と平均査定額
また、長く乗るつもりなら、距離が伸びたあとにいくら残るのかも気になります。
そこで、3年落ちのN-BOXを1万kmごとの距離帯で集計しました。
N-BOXは走行3万kmを超えるとリセール率が6.4ポイント下がる
| 走行距離 | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
〜1万km | 80.89% | 約150万円 |
1〜2万km | 77.38% | 約146万円 |
2〜3万km | 77.58% | 約145万円 |
3〜4万km | 71.23% | 約132万円 |
4〜5万km※ | 68.91% | 約120万円 |
5〜6万km※ | 60.95% | 約114万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ N-BOX(JF5・JF6型)2023年式(3年落ち)・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月7日〜2026年8月31日/集計時点:2026年9月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/経過年数による影響を除くため2023年式に限定し、区分の幅を1万kmでそろえています/走行距離は1万km刻みの区分値で記録されているため、「2〜3万km」は2万1kmから3万kmまでを指します/※印の4〜5万km・5〜6万kmは集計30件未満のため参考値です/6万kmを超える距離帯は各区分が集計10件未満のため掲載していません/2023年式には先代(JF3・JF4型)が混在するため型式で判別し、3代目のみを集計/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています
走行距離でリセール率を見ると、「3万km」が大きな分かれ目です。
3万kmを超えると査定額が一気に約13万円も下がってしまうため、高く売りたいなら「走行3万km以内」での売却がおすすめです。年間1万kmほど走る方は、3年目の車検を迎える前に査定に出してみましょう。
同じスーパーハイトワゴンである日産 ルークスとの違いについては、以下の記事で実際の査定データをもとに解説しています。
まとめ
2026年9月時点の「MOTA車買取」査定実績データから、ホンダ N-BOX(3代目)のリセールバリューを分析しました。
要点は次の4つです。
N-BOXの購入を考え始めたら、ディーラーへ行く前に、いま乗っているクルマの査定額を確認しておくのがおすすめです。
愛車がいくらで売れそうか分かれば、頭金に回せる金額や、月々の支払いもイメージしやすくなります。
ただし、ここで紹介した金額は、同じような条件のクルマを集計した平均値です。
年式や走行距離が同じでも、装備や車両の状態、売却する時期によって査定額は変わります。まずは実際に査定して、自分のクルマの現在価値を確かめてみましょう。
査定額を確認する手順は4ステップ
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入力するのは愛車の情報と連絡先だけ。あとは待っているだけで、最短3時間後には最大20社の概算査定額が出そろいます。流れは次の4ステップです。
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しかも、下取りに出すより買取のほうが高くつくケースは少なくありません。MOTA車買取の自社調査では、下取りと買取の差は平均30.3万円でした。
金額を見てから実車査定に進むかどうかを決められますし、納得できなければキャンセルもできます。利用料もキャンセル料もかからないので、気軽に試せます。
N-BOXの予算をどこまで伸ばせるのか、まずは愛車の価値を確かめてみませんか。
※平均30.3万円はMOTA自社アンケートによるもの。回答3,645件、2023年6月〜2024年5月。査定額・差額は車種や状態などにより異なります。/※最大20社の結果開示と同時に、上位3社よりご連絡が入ります。/※上位3社は入札額により自動で決まります。4位以下の買取店を追加することはできますが、上位3社を除外することはできません。/※車種やお住まいのエリアによって、査定に参加する買取店が3社未満になる場合や、対象外となる場合があります。/※WEBで開示される金額は概算です。実車査定の結果によって金額が変わることがあります。/※本記事に記載のリセールバリューの数値は実際の買取価格を保証するものではありません。
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
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一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。



















