トヨタ ハイエースバンのリセール率は3年落ち96.9%|損をしないグレードは? ガソリン・ディーゼルの差も解説
- 筆者: MOTA編集部
トヨタ ハイエースバンは値落ちしにくいクルマとして知られています。ただ、商用でも自家用でも長く乗るクルマですから、何年落ち・何万kmまで価値が残るのか、ガソリンとディーゼルのどちらを選べば損をしないのかは、実際の査定額で確かめたいですよね。
そこでこの記事では、月間申込数10万件(2026年3・5月)の実績を持つ「MOTA車買取」の独自データから、現行ハイエースバン(200系)の経過年数・エンジン・グレード・駆動方式・走行距離・ボディカラー・修復歴が、リセール率と査定額にどう影響するのかを解説します。購入の判断材料としてお使いください。
3〜20年落ちのリセール率と平均査定額
これから買う方にとって気になるのは、数年後にいくらで売れるのかではないでしょうか。トヨタ ハイエースバン(200系)のうち、修復歴(骨格部分の修理歴)のない個体について、3〜20年落ちまで経過年数ごとの平均査定額とリセール率を集計しました。
| 調査概要 | |
|---|---|
対象車種 | トヨタ ハイエースバン(200系)修復歴なし・2026年式を除く |
集計期間 | 査定日2025年9月〜2026年8月 |
集計時点 | 2026年8月 |
データ | 「MOTA車買取」の査定実績データ |
算出方法 | 1台ごとに査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込)を計算し、その平均を掲載。メーカーオプションは含まない |
リセールバリュー(値落ちのしにくさ)の意味や計算方法、なぜ車種で差が出るのかを詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
3年落ちのリセール率は96.9%、10年落ちでも66.5%
ハイエースバンのリセール率は購入当時の新車価格に対する割合です。3年落ちで96.9%と買ったときの価格の9割以上が残り、10年落ちでも66.5%を保っています。
経過年数で見ると、10年乗っても新車価格の3分の2が残る、値落ちの小さいクルマです。
| 経過年数 | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
3年落ち | 96.9% | 345万円 |
5年落ち | 89.8% | 315万円 |
7年落ち | 80.8% | 279万円 |
10年落ち | 66.5% | 212万円 |
15年落ち | 42.8% | 124万円 |
20年落ち | 34.7% | 88万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)修復歴なし・DXルートバンおよび冷凍バン・リフト付バンなどの特装車を除く・2026年式を除く/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/「〇年落ち」は集計時点から数えた2年分の年式で、走行距離は3年落ち3万km以内・5年落ち5万km以内・7年落ち7万km以内・10年落ち10万km以内・15年落ち15万km以内・20年落ち20万km以内/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは経過年数ごとに除外しています/型式を判別できない個体は集計対象外/2026年式は実際の登録月にかかわらず価格マスタが改定後価格で統一されているため集計対象外/新車価格は消費税10%で計算した金額です。2019年9月以前に登録された車両は購入当時の税込価格より分母が大きくなるため、リセール率は当時の店頭価格を基準にした場合より低く出ます
15年落ち以降は下落が緩やかで、古くても価値が残る
ハイエースバンの下落幅は、10年落ちから15年落ちまでの5年間で23.7ポイント、15年落ちから20年落ちまでの5年間で8.1ポイントでした。20年落ち・走行20万km以内でもリセール率は34.7%の水準です。
下がり方を追うと、15年落ちを境に下落幅が3分の1に縮み、年式の古い個体でも値がつきます。
相場そのものはこの1年で6.1ポイント下がっている
ハイエースバンの相場そのものも動いています。
経過年数を3〜7年落ちにそろえ、走行15万km以内で前年と比べると、年間を通したリセール率は86.9%から80.8%へ下がり、平均査定額も310万円から288万円になりました。
月別に見ると、2026年6月の76.9%が底で、そこから7月78.7%、8月79.2%と持ち直しています。
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)3〜7年落ち・走行15万km以内・修復歴なし・特装車を除く・2026年式を除く/集計期間:査定日2024年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/2026年8月は集計時点までの実績です/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/経過年数は各月の査定日時点で算出しているため、前年同期との比較にクルマが1年古くなったことによる目減りは含みません/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは月ごとに除外しています/型式を判別できない個体は集計対象外/新車価格は消費税10%で計算した金額です。2019年9月以前に登録された車両は購入当時の税込価格より分母が大きくなるため、リセール率は当時の店頭価格を基準にした場合より低く出ます
ハイエースバンの購入を決めたら、今のクルマの査定額を先に確認する
ハイエースバンの購入が決まったら、次に決めるのは予算です。
頭金はいま乗っているクルマを売った資金で用意する場合、その金額が決まらないとローンの組み方も決められませんよね。
そこで、まず買取査定を受けて愛車がいくらで売れるのかを把握すれば、ハイエースバンに使える予算が具体的に決まります。
愛車の査定を受けるなら、WEBから簡単に無料で申し込める「MOTA車買取」が便利です。
愛車や査定に必要なお客様の情報を入力するだけで、最短3時間後にWEBで最大20社の概算査定額を確認できます。
実車査定を実施するために、高額査定の上位最大3社とのみ、電話でのやりとりが発生します。一括査定でありがちな、何十社からの電話ラッシュは避けられます。
実車査定に進むかどうかは概算査定額を見てから決められ、金額に納得できない場合はキャンセルできます。査定の利用料もキャンセル料も無料なので、気軽に利用できます。
※最大20社の結果開示と同時に、上位3社よりご連絡が入ります。/※上位3社は入札額により自動で決まります。4位以下の買取店を追加することはできますが、上位3社を除外することはできません。/※車種やお住まいのエリアによって、査定に参加する買取店が3社未満になる場合や、対象外となる場合があります。/※WEBで開示される金額は概算です。実車査定の結果によって金額が変わることがあります。
ガソリンとディーゼルのリセール率と平均査定額
続いてパワーユニット別のリセール率を解説します。ハイエースバンはガソリンとディーゼルの両方が選べ、燃費や走りで判断するところですが、売るときの差も押さえておきたい要素です。
ここでは査定実績がもっとも多い特別仕様車「スーパーGL ダークプライムII」の標準ボディ・2WDに絞り、2.0Lガソリンと2.8Lディーゼルを比較します。新車価格の改定をまたがない2022〜2023年式に限定し、走行距離帯ごとに集計しました。
走行3万km以内ならガソリン102.9%、ディーゼル93.4%
ハイエースバンのリセール率は、走行3万km以内でガソリンが102.9%、ディーゼルが93.4%でした。ガソリンが上回るという関係は、どの走行距離帯でも変わりません。
差は走行5万kmを超えると15ポイント台まで広がり、そこからはほぼ横ばいで推移します。
| 走行距離 | ガソリン | ディーゼル |
|---|---|---|
〜3万km | 102.9% | 93.4% |
3〜5万km | 99.6% | 86.2% |
5〜7万km | 96.3% | 80.7% |
7〜10万km | 89.6%※ | 74.2% |
なぜここまでリセールバリューが高いのでしょうか。背景にあるのは新車価格の値上がりです。
同じ仕様の新車価格は2022年式328万600円から2025年式330万600円まで3年間で2万円の値上げにとどまりましたが、2026年式で47万3500円上がって377万4100円になりました。
新車価格が上がった時期に、中古の査定額が当時の購入価格を上回る水準まで来ているという関係が、データから読み取れます。
走行5万kmを超えるとリセール率の差は15ポイント台に開く
ハイエースバンのガソリンとディーゼルのリセール率の差は、走行3万km以内で9.5ポイント、3〜5万kmで13.4ポイント、5〜7万kmで15.6ポイントでした。7〜10万kmでも15.4ポイントの開きが残ります。
距離が伸びても差は縮まりません。長く多く走る前提なら、リセールの面ではガソリンのほうが有利です。
ディーゼルで上乗せした60万8800円のうち、査定額に戻るのは26万円
ハイエースバンの新車価格は、2022〜2023年式のダークプライムII標準ボディ・2WDでガソリンが328万600円、ディーゼルが388万9400円で、差は60万8800円です。
走行3万km以内の平均査定額はガソリンが337万円、ディーゼルが363万円で、戻る差は26万円と、ディーゼルで上乗せした60万8800円のうち、査定額に戻るのは43%にとどまります。
しかも走行5万kmを超えると、ディーゼルの査定額はガソリンを下回ります。走行5〜7万kmではガソリン316万円に対してディーゼルが314万円、7〜10万kmでは294万円に対して289万円でした。
| 走行距離 | ガソリン | ディーゼル |
|---|---|---|
〜3万km | 337万円 | 363万円 |
3〜5万km | 327万円 | 335万円 |
5〜7万km | 316万円 | 314万円 |
7〜10万km | 294万円※ | 289万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)スーパーGL ダークプライムII・標準ボディ・2WD・2022〜2023年式・修復歴なし(ガソリンは2.0L、ディーゼルは2.8Lに限定)/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/新車価格は2022〜2023年式で改定がなく、ガソリン328万600円・ディーゼル388万9400円の単一価格/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは走行距離帯ごとに除外しています/※走行7〜10万kmのガソリンは集計30件未満の参考値/マルチロールトランスポーターなどの特装車は新車価格が標準仕様と異なるため集計対象外
グレード別リセール率と平均査定額
続いてグレード別のリセール率を解説します。ハイエースバンのグレードは必要装備と価格で選ぶところですが、リセールの差も大きく開きます。
標準ボディ・2WDの2019〜2023年式・走行10万km以内に条件をそろえ、ガソリンとディーゼルを分けて集計しました。
ガソリンのグレード差は最大19.2ポイント、有利なのはダークプライムII
ハイエースバンのガソリンは、リセール率が「スーパーGL ダークプライムII」で95.1%、「DX」で75.9%でした。平均査定額でも310万円と195万円で115万円の差がつきます。
| グレード(ガソリン) | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
スーパーGL ダークプライムII | 95.1% | 310万円 |
スーパーGL 50TH アニバーサリー リミテッド※ | 81.3% | 268万円 |
スーパーGL | 86.0% | 267万円 |
DX“GLパッケージ” | 79.2% | 211万円 |
DX | 75.9% | 195万円 |
115万円の開きは装備の差以上の金額です。ガソリンでリセールを重視するなら、「ダークプライムII」が有利です。
ディーゼルのグレード差はガソリンより小さく、序列どおりには並ばない
ハイエースバンのディーゼルは、リセール率が「スーパーGL ダークプライムII」で81.2%、「スーパーGL」で73.0%でした。「DX“GLパッケージ”」は76.8%で「スーパーGL」を上回っています。
| グレード(ディーゼル) | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
スーパーGL ダークプライムII | 81.2% | 313万円 |
スーパーGL 50TH アニバーサリー リミテッド※ | 73.1% | 285万円 |
スーパーGL | 73.0% | 271万円 |
DX“GLパッケージ” | 76.8% | 251万円 |
DX※ | 71.9% | 228万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)標準ボディ・2WD・2019〜2023年式・走行10万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/新車価格は各車両の年式に対応した価格を使用/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータはグレードごとに除外しています/※は集計30件未満の参考値/2つの表はガソリンとディーゼルを見比べられるよう、行の順序をグレードの位置づけ順(ダークプライムII・50TH アニバーサリー リミテッド・スーパーGL・DX“GLパッケージ”・DX)でそろえています/特装車は集計対象外/新車価格は消費税10%で計算した金額です。2019年9月以前に登録された車両は購入当時の税込価格より分母が大きくなるため、リセール率は当時の店頭価格を基準にした場合より低く出ます
一方のディーゼルでは、ダークプライムIIとスーパーGLの差が8.2ポイント、参考値のDXを含めても9.3ポイントで、ガソリンの半分以下に収まります。つまり、ディーゼルを選ぶなら必要装備で決めて問題ないでしょう。
2WDと4WDのリセール率と平均査定額
続いて駆動方式別のリセール率を解説します。ハイエースバンで降雪地や未舗装路を走るなら4WDが選択肢に入りますが、価格の上乗せ分が売却時に戻るのかは判断の分かれ目になります。
ここでも査定実績がもっとも多く集まる「スーパーGL ダークプライムII」の2.8Lディーゼル・標準ボディに絞り、新車価格の改定をまたがない2022〜2023年式・走行10万km以内で比べました。
4WDのリセール率は88.6%で、2WDの84.4%を上回る
ハイエースバンのリセール率は、4WDが88.6%、2WDが84.4%でした。
| 駆動方式 | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
4WD | 88.6% | 371万円 |
2WD | 84.4% | 328万円 |
駆動方式で比べると、4WDのほうがリセール率で4.2ポイント上回ります。
4WDの優位が出るのは走行3〜5万km、低走行では差がほぼない
ハイエースバンの走行3万km以内では4WDが93.7%、2WDが93.4%で、差は0.3ポイントしかありません。3〜5万kmになると91.5%と86.2%に分かれます。
| 走行距離 | 4WD | 2WD |
|---|---|---|
〜3万km | 93.7% | 93.4% |
3〜5万km | 91.5% | 86.2% |
5〜7万km | 84.0% | 80.7% |
7〜10万km | 76.8% | 74.2% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)スーパーGL ダークプライムII・2.8Lディーゼル・標準ボディ・2022〜2023年式・走行10万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/新車価格は2022〜2023年式で改定がなく、2WD 388万9400円・4WD 419万600円の単一価格/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは集計の区分ごとに除外しています/通算の集計では2WDの平均走行距離が4WDより約6000km長いため、4.2ポイントの差には走行距離の違いも含まれます/マルチロールトランスポーターなどの特装車は集計対象外
差がもっとも開くのは3〜5万kmの5.3ポイントで、そこから先は3.3ポイント、2.6ポイントと縮みます。低走行のうちに手放す前提なら、4WDにリセール面での見返りは期待しにくいところです。
4WDで上乗せした30万1200円は査定額の差43万円で回収できる
ハイエースバンの新車価格は、2022〜2023年式のダークプライムII 2.8Lディーゼル・標準ボディで2WDが388万9400円、4WDが419万600円です。4WDのほうが30万1200円高い一方、平均査定額は2WDの328万円に対して4WDが371万円で、差は43万円ありました。
新車価格と並べると、通算では4WDのほうが43万円高く売れており、上乗せ分の30万1200円は回収できる計算です。
ただしこの通算値には、2WDの平均走行距離が4WDより約6000km長いことの影響も含まれます。実際の差はこれより小さくなります。
4WDは必要かどうかで選んで問題ありません。リセールの面ではむしろ有利です。
ボディカラー別のリセール率
続いてボディカラー別のリセール率を解説します。スーパーGL系の標準ボディ・2WDに絞り、2019〜2023年式・走行10万km以内で色の区分ごとに集計しました。
「ブラック系」と「ホワイト系」の差は0.5ポイントで、好みで選べる
ハイエースバンのリセール率は「ブラック系」が87.6%、「ホワイト系」が87.1%でした。この2色で全体の9割近くを占めます。
| ボディカラー | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
ブラック系 | 87.6% | 302万円 |
ホワイト系 | 87.1% | 304万円 |
グレー系 | 81.3% | 280万円 |
イエロー系※ | 95.2% | 304万円 |
ブラウン系※ | 78.9% | 265万円 |
パープル系※ | 76.9% | 287万円 |
シルバー系※ | 68.2% | 243万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)スーパーGL系・標準ボディ・2WD・2019〜2023年式・走行10万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは色区分ごとに除外しています/ボディカラーは査定データの色区分による分類で、メーカーが設定する車体色の名称ではありません/パール系はホワイト系に合算しています/※は集計30件未満の参考値で、表は本値の3色をリセール率の高い順に並べ、参考値をその下にまとめています/上記8区分に該当しない色は掲載していません/新車価格は消費税10%で計算した金額です。2019年9月以前に登録された車両は購入当時の税込価格より分母が大きくなるため、リセール率は当時の店頭価格を基準にした場合より低く出ます
色による差はほとんどありません。この2色ならリセールは変わらないため、好みで決めて問題ありません。
なお表のなかで数値がもっとも高いのは「イエロー系」の95.2%ですが、集計30件未満の参考値で母数が少ないため目安にとどめてください。
「グレー系」は6.3ポイント低く、リセール重視なら避けたい
ハイエースバンの「グレー系」は81.3%で、平均査定額でもブラック系より22万円低い280万円です。
この差を踏まえると、リセールを優先するなら「グレー系」は避け、「ブラック系」か「ホワイト系」から選ぶのがおすすめです。
走行距離別のリセール率と平均査定額
続いて走行距離別のリセール率を解説します。ハイエースバンに長く乗るつもりなら、距離が伸びたあとにいくら残るのかも判断材料になります。
同じ10万kmでも5年で到達した場合と15年かけて到達した場合では評価が変わるため、年式を2017〜2021年式に限定し、走行距離2万kmごとに集計しました。
下落幅が大きいのは6〜8万kmと10〜12万km
ハイエースバンの下がり幅は、走行6万kmまでなら1区分あたり3.0〜4.7ポイントに収まります。ところが4〜6万kmの83.0%から6〜8万kmの74.5%へは、この1区分だけで8.5ポイント下がります。
6万kmを超えたあとの下がり幅は一定ではなく、8〜10万kmから10〜12万kmで9.0ポイント下がる一方、16〜18万kmから18〜20万kmでは0.6ポイントにとどまります。
| 走行距離 | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
0〜2万km | 90.7% | 311万円 |
2〜4万km | 87.7% | 304万円 |
4〜6万km | 83.0% | 294万円 |
6〜8万km | 74.5% | 262万円 |
8〜10万km | 68.9% | 244万円 |
10〜12万km | 59.9% | 214万円 |
12〜14万km | 56.2% | 200万円 |
14〜16万km | 52.5% | 186万円 |
16〜18万km | 48.5% | 174万円 |
18〜20万km | 47.9% | 165万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)2017〜2021年式・修復歴なし・特装車を除く/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/走行距離は1万km刻みの区分値で、「0〜2万km」は2万kmまでの区分を指します/査定額が相場から著しく外れたデータは走行距離帯ごとに除外しています/新車価格は消費税10%で計算した金額です。2019年9月以前に登録された車両は購入当時の税込価格より分母が大きくなるため、リセール率は当時の店頭価格を基準にした場合より低く出ます/走行距離帯によってディーゼルの構成比が0〜2万kmの45.1%から14〜16万kmの77.9%まで変わるため、走行距離の影響とエンジン構成の変化が混ざっています
距離の影響は一定ではありません。中古で選ぶなら、走行6万kmの手前と後で査定額の水準が変わる点を見ておきたいところです。
走行18〜20万kmでも47.9%が残る
リセール率は走行10〜12万kmで59.9%、18〜20万kmで47.9%でした。
距離が伸びた先を見ると、ハイエースバンは20万km近くまで走っても新車価格の半分弱が残ります。
多走行でも値がつくため、距離を走る使い方でも手放すときの回収は期待できます。
修復歴の有無によるリセール率と平均査定額
続いて修復歴の有無によるリセール率を解説します。ハイエースバンに長く乗ってから手放すことを考えるなら、修復歴による差も押さえておきたい要素です。2019〜2023年式・走行5〜15万kmで比べました。
| 修復歴 | リセール率 | 平均査定額 |
|---|---|---|
なし | 73.8% | 266万円 |
あり(修復済み) | 62.8% | 222万円 |
出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:トヨタ ハイエースバン(200系)2019〜2023年式・走行5〜15万km・特装車を除く/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年8月/リセール率=1台ごとの査定額÷新車時のメーカー希望小売価格(消費税込・メーカーオプションは含まない)の平均/走行距離は1万km刻みの区分値/査定額が相場から著しく外れたデータは修復歴の区分ごとに除外しています/比較したのは修復歴あり(修復済み)のみで、未修復のクルマや走行できない状態のクルマは区分が異なるため含めていません/新車価格は消費税10%で計算した金額です。2019年9月以前に登録された車両は購入当時の税込価格より分母が大きくなるため、リセール率は当時の店頭価格を基準にした場合より低く出ます/修復歴ありの平均走行距離は修復歴なしより約6000km長いため、11.0ポイントの差には走行距離の違いも含まれます
ハイエースバンのリセール率は、修復歴なしが73.8%、修復歴ありが62.8%でした。同じ年式・同じ走行距離帯で比べても、11ポイント(44万円)の差は残ります。
トヨタ ハイエースバンのリセールバリューまとめ
2026年8月時点の「MOTA車買取」査定実績データから、ハイエースバンのリセールバリューを分析しました。要点は次の4つです。
ハイエースバンのリセール率の高さや、グレード、パワーユニット、ボディカラーごとのリセール率が把握できたことで、購入の具体的な検討段階に進んでいるのではないでしょうか。
乗り換えを検討している場合、まず確かめたいのが今乗っているクルマの査定額です。
新車を注文するなら、頭金にいくら回せるかが決まれば月々の支払いを設計できます。中古を軸に考えているなら、査定額が想定より高ければ新車が選択肢に入ります。
なおここで挙げた数値は平均値であり、同じ条件でも査定額には幅があります。リセール率は集計する時点によっても変わります。ハイエースバンを売ろうと考えている方は、実際に査定見積もりを依頼するのがおすすめです。
査定額を確認する手順は4ステップ
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※平均30.3万円はMOTA自社アンケートによるもの。回答3645件、2023年6月〜2024年5月。査定額・差額は車種や状態などにより異なります。/※最大20社の結果開示と同時に、上位3社よりご連絡が入ります。/※上位3社は入札額により自動で決まります。4位以下の買取店を追加することはできますが、上位3社を除外することはできません。/※車種やお住まいのエリアによって、査定に参加する買取店が3社未満になる場合や、対象外となる場合があります。/※WEBで開示される金額は概算です。実車査定の結果によって金額が変わることがあります。
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記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。 p>
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
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