ステップワゴンのリセールはe:HEVよりガソリンが優勢と判明! ガソリン「スパーダ プレミアムライン」は111.4%と新車超え

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:堤 晋一/MOTA編集部/本田技研工業
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ホンダ ステップワゴンの購入で、ガソリンとe:HEV(ハイブリッド)のどちらを選ぶか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、月間申込数10万件(2026年8月実績)の「MOTA車買取」の独自データから、現行ステップワゴンのリセールバリューと平均査定額をパワーユニット・グレード・走行距離別に分解しました。あわせて、年式別の実額と、駆動方式・ボディカラーによる違いも整理しています。

目次[開く][閉じる]
  1. パワーユニット別のリセール率|ガソリンがe:HEVを逆転
  2. 1〜4年落ちのリセール率と査定額
  3. パワーユニット・グレード別のリセール率
  4. 駆動方式・ボディカラー別のリセール率|差はわずか
  5. 走行距離別のリセール率
  6. まとめ

パワーユニット別のリセール率|ガソリンがe:HEVを逆転

ホンダ ステップワゴン(現行・6代目)には、1.5Lガソリンターボと2.0L e:HEV(ハイブリッド)の2種類のパワーユニットが用意されています。MOTA車買取の査定実績データを集計したところ、同じグレードでもリセール率に大きな差が出ていました。

同じ「スパーダ」でガソリンが113.7%、e:HEVは88.3%

グレードをそろえて比較するため、パワーユニット以外の条件を「スパーダ」に固定して集計しました。

パワーユニット新車価格平均査定額リセール率

ガソリン「スパーダ」

333.4万円

379.0万円

113.7%

e:HEV「スパーダ」

371.8万円

328.3万円

88.3%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ ステップワゴン(現行・6代目)「スパーダ」・2023年式(3年落ち)・2WD・走行3万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年9月/リセール率の定義:査定価格 ÷ 新車価格(税込) × 100/算出方法:各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と実際の査定額から1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載/新車価格はメーカーオプション・ディーラーオプション等の費用を含みません/査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています/型式(RP6・RP7・RP8)で現行世代と判別できた車両のみを集計しています。

新車価格はe:HEVがガソリンより38.4万円高いにもかかわらず、査定額はガソリンのほうが50.7万円高く、リセール率の差は25.4ポイントに達しています。新車価格を上回る査定額がついた割合も、ガソリン「スパーダ」が91.2%であるのに対し、e:HEV「スパーダ」は0.9%にとどまりました。

査定額が新車価格を上回るのは、中古車相場が高止まりしているためです。なお、ここでの新車価格はメーカーオプションや諸費用を含まないため、実際に支払った総額に対する回収率はこれより低くなります。

2025年後半からガソリンが上昇し、e:HEVは横ばいで推移

この差がいつからついたのかを、同じ2023年式「スパーダ」の査定額を四半期別に集計して確認しました。

2025年の前半まではガソリンとe:HEVのリセール率はほぼ並んで推移していました。差が開き始めたのは2025年第4四半期からで、ガソリンだけが上昇しています。e:HEVは2026年に入ってやや下がったあと、88%台で横ばいに推移しています。

ただしリセール率は中古車相場に左右されるため、この差が今後も同じように続くとは限りません。

「現行ステップワゴンへの乗り換えを考えているけど、今の愛車にそこまで高い値は付かないだろう」という方へ。

同じステップワゴンでも、パワーユニットが違うだけでリセール率に25ポイント以上の差がつくように、乗っているクルマの価値は条件によって大きく変わります。

今の愛車の相場を先に知っておくと、想定より高い金額が付くケースもあり、現行ステップワゴンへの乗り換え予算がより具体的に見えてきます。

それを手軽に確認できるのが「MOTA車買取」です。

申し込み直後に各社から電話が来ることはなく、最短3時間後にWEBで最大20社の概算額を確認できます。やりとりするのは高額査定の上位最大3社のみなので、何十社からの電話ラッシュは避けられます。

金額を見てから売るかどうかを決めれば良い(利用料・キャンセル無料)ので、まずは今の愛車の価値を確認してみませんか?

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1〜4年落ちのリセール率と査定額

パワーユニット別の差を確認したところで、年式別の実額を見ておきましょう。ステップワゴンの1〜4年落ちについて、全グレードをまとめて集計しました。

4年落ちは半数以上が新車価格を上回る査定額

区分新車価格平均査定額リセール率

1年落ち(2025年式)

396.2万円

355.9万円

89.9%

2年落ち(2024年式)

377.6万円

347.6万円

92.2%

3年落ち(2023年式)

361.3万円

362.5万円

100.9%

4年落ち(2022年式)

348.7万円

361.4万円

104.4%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ ステップワゴン(現行・6代目)・全グレード・修復歴なし/条件:各区分の年式は単年式(例:3年落ちは2023年式のみ)、走行距離は年落ち×1万km以内(例:3年落ちは3万km以内)/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年9月/リセール率の定義:査定価格 ÷ 新車価格(税込) × 100/※本表は複数の年式を横断して集計した結果であり、1台のクルマが4年間で値上がりするという意味ではありません。

1年落ちから4年落ちにかけて、年式が古いほどリセール率が高くなっています。4年落ち(2022年式)は平均査定額が361.4万円で、査定台数の54.4%が新車価格を上回っています。

年式ごとにガソリンとe:HEVの構成比が異なることも影響しており、前の章で確認したとおり、リセール率の高いガソリンがこの傾向を押し上げています。

パワーユニット・グレード別のリセール率

パワーユニットを選んだあとに気になるのが、グレード選びです。同じパワーユニットの中でグレードによる差があるかを確認しました。

ガソリンは最上位「スパーダ プレミアムライン」だけリセール率が5ポイント高い

グレード(ガソリン)平均査定額リセール率

エアー

325.2万円

105.3%

スパーダ

358.7万円

106.1%

スパーダ プレミアムライン

398.3万円

111.4%

ガソリンは「エアー」105.3%、「スパーダ」106.1%とほぼ同じ水準で、その差は0.8ポイントにとどまります。一方で最上位の「スパーダ プレミアムライン」だけが111.4%で、下位2グレードより5ポイントほど高くなっています。

e:HEVも最上位が高いが、グレード差はガソリンより小さい

グレード(e:HEV)平均査定額リセール率

エアー

303.9万円

86.8%

スパーダ

332.7万円

87.8%

スパーダ プレミアムライン

360.9万円

90.8%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ ステップワゴン(現行・6代目)・2WD・2022〜2024年式・走行3万km以内・修復歴なし/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月/集計時点:2026年9月。

e:HEVも「エアー」86.8%から「スパーダ プレミアムライン」90.8%まで、最上位が高くなる傾向は同じです。ただし最上位と最下位の差は4.0ポイントで、ガソリンの6.1ポイントより小さくなっています。

駆動方式・ボディカラー別のリセール率|差はわずか

グレード以外にも選べる要素として、駆動方式とボディカラーによる違いを確認しました。

4WDと2WDのリセール率の差は2.5ポイント

ステップワゴンの4WDはガソリンのみに設定があり、e:HEVには4WD自体がありません。ガソリンの2WDと4WDを比較したのが次の表です。

駆動方式(ガソリン)平均査定額リセール率

2WD

362.9万円

107.3%

4WD

401.5万円

109.8%

4WDは平均査定額401.5万円で、2WDの362.9万円より38.6万円高くなっています。ただし4WDは新車価格自体も高いため、リセール率で見ると差は2.5ポイントにとどまります。リセール率を基準にするなら駆動方式の影響は小さく、降雪地かどうかなど使う環境で選んで問題ないでしょう。

白系と黒系の差は、パワーユニットをそろえるとほぼ消える

ボディカラー別に集計すると、「ブラック系」が96.5%、「ホワイト系」が94.4%と2.1ポイントの差がついていました。ただし、この2色はe:HEVとガソリンの構成比が異なり(「ホワイト系」はe:HEVが64%、「ブラック系」は50%)、パワーユニットの差がそのまま色の差に混ざっている可能性があります。そこでパワーユニットをそろえたうえで、主要な4色について集計し直しました。

ボディカラーガソリンe:HEV

「ホワイト系」

108.8%

89.8%

「ブラック系」

105.9%

89.0%

「グレー系」※参考値

101.0%

87.4%

「ブルー系」※参考値

107.3%

87.6%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ ステップワゴン(現行・6代目)・2WD・2022〜2024年式・走行3万km以内・修復歴なし/「グレー系」「ブルー系」はガソリンの集計対象が少ないため参考値です/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月。

パワーユニットをそろえると、「ホワイト系」と「ブラック系」の差はガソリンで2.9ポイント、e:HEVで0.8ポイントまで縮まります。参考値の「グレー系」「ブルー系」を含めても、ガソリンは101.0%〜108.8%、e:HEVは87.4%〜89.8%の範囲に収まっており、大きな傾向の違いはありません。

定番の白系・黒系であればリセール率の差はごくわずかです。参考値の「グレー系」は101.0%とやや低めですが、集計台数が少ないため参考程度に見てください。

走行距離別のリセール率

購入後に変わっていく要素として、走行距離が伸びたときの見通しも確認しておきましょう。2023年式・2WDに絞り、走行距離別に集計しました。

ガソリンは4万kmまでほぼ横ばい、e:HEVは走行とともに下がる

走行距離ガソリンe:HEV

0〜2万km

114.7%

91.8%

2〜4万km

113.0%

87.5%

4〜6万km※参考値

103.5%

81.0%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ホンダ ステップワゴン(現行・6代目)・2023年式(3年落ち)・2WD・修復歴なし/走行距離はデータ上2万km刻みの区分で記録されているため、「0〜2万km」は0km以上2万km未満を指します/※4〜6万kmはガソリンの集計対象が少ないため参考値です/集計期間:査定日2025年9月〜2026年8月。

ガソリンは0〜2万kmの114.7%から2〜4万kmの113.0%まで1.7ポイントしか下がらず、走行距離4万kmまではリセール率がほぼ落ちません(4〜6万kmでは103.5%まで下がります/参考値)。

一方でe:HEVは同じ範囲で91.8%から87.5%まで4.3ポイント下がっており、距離が伸びるほどリセール率が下がりやすい傾向があります。走行距離を多く走る予定なら、この違いも選ぶ材料になります。

まとめ

現行ステップワゴンのリセール率について、パワーユニット・年式・グレード・駆動方式・ボディカラー・走行距離の観点から確認してきました。要点を整理します。

1
「スパーダ」ならガソリンがe:HEVよりリセール率25ポイント以上高い
3年落ちの平均査定額はガソリン379.0万円、e:HEV328.3万円。新車価格はe:HEVが38.4万円高いにもかかわらず、査定額は逆転しています。
2
4年落ちは半数以上が新車価格を上回る査定額
4年落ち(2022年式)の平均査定額は361.4万円、リセール率104.4%。新車価格を上回った割合は54.4%にのぼります。
3
グレード間の差は小さく、最上位だけ高い
ガソリンは「エアー」105.3%と「スパーダ」106.1%がほぼ同水準で、最上位の「スパーダ プレミアムライン」だけ111.4%と5ポイントほど高くなります。
4
駆動方式・ボディカラーの差は小さい
4WDと2WDの差は2.5ポイント、ボディカラーもパワーユニットをそろえれば2.9ポイント以内にとどまります。
5
e:HEVは走行距離が伸びるほどリセール率が下がりやすい
2023年式2WDで比べると、e:HEVは0〜2万kmの91.8%から2〜4万kmで87.5%まで下がる一方、ガソリンは114.7%から113.0%とほぼ横ばいです。

つまり、リセール率だけを見るならガソリンの上位グレードが有利という結果です。

ただし、本記事は査定額の比較であり、燃料代の差は含んでいません。年間の走行距離が多い人はe:HEVの燃費でトータルの差が縮まる可能性もあるため、走行性能や装備も含めて総合的に判断したいところです。

査定額を確認する手順は4ステップ

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監修者MOTA編集部

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