ジムニーノマドの納期1年半が待てない人へ! 悪路に強い代わりのコンパクトSUV5選

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:茂呂 幸正/スズキ/SUBARU/日産自動車/MOTA編集部
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スズキ ジムニーシリーズの5ドアモデル、ジムニーノマドは発売直後に受注を停止しましたが、その後に増産して受注も再開しています。

ただし販売店では「今でも納期は1年半から2年と予想され、いつ納車できるのか正確な時期は不明です」と言います。

「ジムニーノマドは、納期が分からないから代わりの車はないか」と考えるユーザーも多いでしょう。

そこでカーライフ・ジャーナリストの渡辺陽一郎さんが、ジムニーノマドの代わりになる、悪路に強いコンパクトSUVを5車種厳選してご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. ジムニーノマドの各種データ
  2. ジムニーノマドの代わりを選ぶうえでの4つの条件
  3. スズキ クロスビー|最小ボディで小回り抜群
  4. スバル クロストレック|地上高200mmはクラス最大級
  5. 日産 キックス|専用4WD「e-4ORCE」を搭載
  6. トヨタ ライズ|5ナンバーで安価な4WD
  7. マツダ CX-30|全高1540mmで立体駐車場もOK
  8. まとめ:重視するポイント別のおすすめモデル
  9. 代わりの車が見つかったら! まずは今の愛車を査定

ジムニーノマドの各種データ

買い得グレード

FC(4速AT)

価格

292万6000円

パワーユニット

直列4気筒1.5Lエンジン

WLTCモード燃費

13.6km/L

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3890×1645×1725mm

最低地上高

210mm

最小回転半径

5.7m

納期の目安

1年半〜2年程度

ジムニーノマドの最新の納期事情や、お得な買い方について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

ジムニーノマドの代わりを選ぶうえでの4つの条件

ジムニーノマドの代わりを探しているユーザーが求めているであろう条件を、以下の4つに仮に設定してみました。

条件1全長4500mm未満のコンパクトSUV
狭い道や街中でも扱いやすく、ジムニーノマドに近い感覚で運転できる
条件24WD(4輪駆動)システムを搭載
雪道や滑りやすい路面など、悪路も安心して走れる
条件3最低地上高が170mm以上
悪路のデコボコや段差を乗り越えやすく、下まわりを擦りにくい
条件4納期が半年以内
ジムニーノマドの1年半〜2年待ちを避けて、早く乗り始められる

これらの条件にあてはまる、悪路に強いコンパクトSUVを5車種選んでご紹介します。

スズキ クロスビー|最小ボディで小回り抜群

買い得グレード

ハイブリッドMZ(4WD)

価格

250万300円

パワーユニット

直列3気筒1.2Lマイルドハイブリッド

WLTCモード燃費

21.0km/L

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3760×1670×1705mm

最低地上高

180mm

最小回転半径

4.7m

納期の目安

5ヶ月程度

スズキ クロスビーは、全長を3760mmに抑えた5ナンバーサイズのSUVで、ボディは、ライズやジムニーノマドよりもさらに短いです。その割に車内は広く、4名で快適に乗車できます。

パワーユニットは直列3気筒1.2Lマイルドハイブリッドで、パワフルではありませんが、舗装路から悪路まで運転しやすいです。

WLTCモード燃費は、4WDでも21.0km/Lなので、ガソリン代も抑えられます。

最低地上高は180mmを確保したので、悪路のデコボコも乗り越えやすいです。ボディがコンパクトで最小回転半径も4.7mに収まるため、小回りの利きも良く、狭く曲がりくねった林道でも運転しやすいです。

販売店では「クロスビーは運転のしやすいサイズで車内が広く、後席にチャイルドシートを装着したりベビーカーを積みやすいです。そのために子育て世代のお客様も多いです」と言います。

子育て世代は街中の移動が中心ですが、最低地上高が180mmなので、駐車場と道路の段差が大きい場所でも下まわりを擦りにくいです。つまりSUVのボディは、街中の移動でもメリットを発揮するのです。

スバル クロストレック|地上高200mmはクラス最大級

買い得グレード

プレミアム S:HEV(4WD)

価格

383万3500円

パワーユニット

水平対向4気筒2.5Lストロングハイブリッド

WLTCモード燃費

18.9km/L

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4480×1800×1575mm

最低地上高

200mm

最小回転半径

5.4m

納期の目安

3ヶ月程度

スバル クロストレックは、5ドアハッチバックのスバル インプレッサをベースに開発されたSUVです。

注目すべきは最低地上高で、前輪駆動をベースにしたコンパクトSUVでは最大級の200mmを確保しています。そのために悪路のデコボコも乗り越えやすいです。

買い得グレードの「プレミアム S:HEV」は、水平対向4気筒2.5Lのストロングハイブリッド(S:HEV)を搭載して、動力性能にも余裕があります。しかも最低地上高は前述の200mmに達するため、4WDとの相乗効果で悪路走破力も優秀です。

インプレッサと共通のボディは、空間効率が高く、最低地上高に余裕を持たせながら全高は1600mm未満です。SUVでは重心が低く、悪路、舗装路ともに走行安定性も良好です。

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日産 キックス|専用4WD「e-4ORCE」を搭載

買い得グレード

X+ e-4ORCE(4WD)

価格

389万9500円

パワーユニット

1.4Lエンジン+モーター(e-POWER)

WLTCモード燃費

21.5km/L

ボディサイズ

(全長×全幅×全高)

4365×1800×1610mm

最低地上高

170mm

最小回転半径

5.3m

納期の目安

2ヶ月程度

日産 キックスは、ハイブリッドのe-POWERのみを搭載するコンパクトSUVです。

キックスのe-POWERは、1.4Lエンジンを使った第3世代で、アクセル操作に対する反応が機敏で運転しやすいです。動力性能は2.5Lのノーマルガソリンエンジンに相当するため、加速性能には十分な余裕があります。

4WDシステムは、後輪を前輪とは別のモーターで駆動する「e-4ORCE」で、走行状態によっては、後輪の駆動力を前輪よりも高く発揮させます。

この制御により、悪路のカーブを曲がる時でも旋回軌跡を拡大させにくく、ステアリング操作に対して忠実に走ります。安定性が優れ、運転の楽しさも味わえます。

なお後輪を前輪とは別のモーターで駆動する「e-4ORCE」は、ハイブリッド専用の駆動システムです。

つまりキックスは、ハイブリッドのe-POWERを悪路走破力の向上にも役立てているのです。

トヨタ ライズ|5ナンバーで安価な4WD

買い得グレード

1.0G(4WD)

価格

223万5200円

パワーユニット

直列3気筒1.0Lターボ

WLTCモード燃費

17.4km/L

ボディサイズ

(全長×全幅×全高)

3995×1695×1620mm

最低地上高

185mm

最小回転半径

4.9m

納期の目安

2ヶ月程度

トヨタ ライズはジムニーノマドと同様、5ナンバーサイズの数少ないSUVで、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は185mmと十分に確保しました。

プラットフォームは前輪駆動をベースにしたタイプですが、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)を2525mmと短く抑えた効果もあり、悪路走破力も相応に高いです。

4WDのエンジンは直列3気筒1.0Lターボで、動力性能は1.4Lのノーマルガソリンエンジンと同等です。

「1.0G」の最小回転半径は4.9mなので小回りの利きも良く、視界も優れているため、コンパクトカーの感覚で気軽に運転できます。

ライズは悪路に強く、初心者ドライバーにも適した、選ぶ価値の高いコンパクトSUVです。4WDを搭載しながら、価格を220万円台に抑えたことも魅力です。

マツダ CX-30|全高1540mmで立体駐車場もOK

買い得グレード

25エアーエディション(4WD)

価格

375万6500円

パワーユニット

直列4気筒2.5Lマイルドハイブリッド

WLTCモード燃費

14.5km/L

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4395×1795×1540mm

最低地上高

175mm

最小回転半径

5.3m

納期の目安

2ヶ月程度

マツダ CX-30はコンパクトSUVに分類されますが、全高を1540mmに抑えました。SUVでは珍しく、立体駐車場の利用が可能で重心も低いです。

足まわりはマツダ車の考え方を反映させて入念に仕上げたため、悪路、舗装路ともに走行安定性も優れています。

4WDシステムは、多板クラッチを介して後輪へ最適な駆動力を配分する方式で、この制御も綿密に行われ、雪道などでは適度に良く曲がって運転しやすいです。走りを重視するマツダ車の特徴を悪路でも味わえます。

SUVとしては全高を低く抑えながら、最低地上高は175mmを確保して、悪路のデコボコを乗り越えやすいことも特徴です。

そして「25 エアーエディション」のエンジンは、直列4気筒2.5Lのマイルドハイブリッドです。コンパクトSUVで、2.0Lを超えるエンジンを搭載する車種は数少ないです。CX-30の実用回転域の駆動力が高いエンジンの性格も、悪路の走行に適しています。

マツダ CX-30の外観・内装を画像でもっと見る!

マツダ/CX-30
マツダ CX-30カタログを見る
新車価格:
264万円375.7万円
中古価格:
129.8万円350.2万円

まとめ:重視するポイント別のおすすめモデル

ここまで紹介した5車種は、いずれも4WDと相応の最低地上高を備え、納期も半年以内に収まる見込みです。

重視するポイント別に、おすすめのクルマをまとめました。

悪路走破力を最優先するなら
スバル クロストレック
スバル クロストレック
最低地上高200mmはクラス最大級。悪路のデコボコを乗り越えやすい
価格を抑えたいなら
トヨタ ライズ
トヨタ ライズ
4WDが223万5200円。5ナンバーサイズで小回りも利く
最新技術で選ぶなら
日産 キックス
日産 キックス
ハイブリッド専用4WD「e-4ORCE」で安定性と走りの楽しさを両立
力強い走りと駐車のしやすさなら
マツダ CX-30
マツダ CX-30
コンパクトSUVで数少ない2.5L搭載。全高1540mmで立体駐車場も使える
小回りと燃費、家族での使いやすさなら
スズキ クロスビー
スズキ クロスビー
全長3760mmで車内は広く、4WDでも21.0km/L

カタログスペックだけでは分からない乗り心地や視界の広さもあるため、まずは実車を見て、比較試乗することをおすすめします。

代わりの車が見つかったら! まずは今の愛車を査定

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【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:茂呂 幸正/MOTA編集部 画像提供:日産自動車/SUBARU/スズキ】

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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